内容説明
俳優で音楽家、星野源はじめてのエッセイ集! 携帯電話の料金を払い忘れても、部屋が荒れ放題でも、人付き合いが苦手でも、誰にでも朝日は昇り、何があっても生活はつづいていく。ならば、そんな素晴らしくない日常を、つまらない生活をおもしろがろう! 音楽家で俳優の星野源、初めてのエッセイ集。俳優・きたろうとの文庫版特別対談「く…そして生活はつづく」も収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
馨
825
面白かったです。『ひとりはつづく』の章は共感するテーマが多く頷いてしまいました。あと、口内炎の話も『わかるわかる!』と思いましたが星野さんのはむごすぎて笑えました。一見華やかで多才で多岐にわたって色々な仕事をされている方でも、別世界の人ではなく同じようなことを思っていたり孤独だったりするものだなとちょっと安心しました。(マイケル・ジャクソンの話でより納得です。)2016/09/09
mitei
710
有名人である星野源が自分の生活を軸にしたエッセイ。前半はオチが一緒なところもあったけど、よくこんな些細な日常を意識して文章に出来るなぁと好感を持てた。あまり役者、音楽をしているところは見聞きしていないが、これを機に聴いてみようかな。2017/05/04
風眠
683
希望を持ち続けていれば夢は叶う、というのは残念ながら嘘っぱち。人間は平等じゃない、信じたくはないけど・・・これは本当。唯一平等に与えられたもの、それは誰もが必ず「死ぬ」ということ。だから誰もがじたばたジタバタしながら、死ぬまで生きていく。携帯料金の口座引き落としとか、洗濯して片付けて、箸が折れたから新しいのを買いに行ったりとかしながら。そんな生活の感じを面白がって切り取った、ゆるーい雰囲気のエッセイ集。ついつい笑っちゃうので、外で読むときは注意。音楽家、役者、文筆家、どの星野源もやっぱり大好き。2013/03/05
岡本
407
星野源初めてのエッセイ本。初めて星野さんを知ったのは劇場版聖☆おにいさんで俳優や歌手よりも声優という部分から知った事もあり、昨今の活躍には違和感を感じたりも。内容には共感できる部分も多く、気楽に読み進める事が出来ました。他の著書も読んでみたいですね。2017/01/04
Die-Go
399
図書館本。当代きっての人気者になった星野源のエッセイ。これが初エッセイ集になるのかな?なかなか共感を得ることのできる内容で、彼のことが好きになってしまう。思わず笑ってしまう様なところも多々あり、電車の中で読むのは危険だった。図書館で3ヶ月待ちなのもうなずける。★★★★☆2018/02/21