森のなかのスタジアム――新国立競技場暴走を考える

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森のなかのスタジアム――新国立競技場暴走を考える

  • 著者名:森まゆみ
  • 価格 ¥2,640(本体¥2,400)
  • みすず書房(2015/10発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 720pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784622079491

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内容説明

日々新聞を賑わせている新国立競技場問題。2020東京オリンピック招致以前から現在まで疑義を呈し続けてきた著者が描く全貌と課題
2011年ラグビー議連の決議に始まり、デザイン・コンクールでのザハ・ハディド案決定、今日に至るまで、あまりに杜撰な経済、建築、環境、景観、住民問題など、国民の多くの反対にもかかわらず突き進んだ新国立競技場建設。安倍首相による白紙撤回以後も事態はまったく見えていない。事の始まりから現在、そして未来まで、この暴挙の全貌と何が大切かを、この問題を最も知る著者が描く。関連年表はじめ資料も収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

izw

17
2020年東京オリンピック開催が決定した翌月(2013年10月)から阿部首相が白紙撤回を宣言する2015年7月まで、ザハ・ハディド氏デザインの新国立競技場建設反対を訴え続けた「神宮外苑と国立競技場を未来へ手わたす会」の闘争記録である。森さんは建築の素人だけに、分からないことを必死に分かろうとする過程が残されていて、論点がクリアであり、「手わたす会」の憤り、焦り、戸惑いが、行間からひしひしと伝わる。旧国立競技場は解体されてしまったが、新たに構想される新国立競技場にこれまでの活動が結実することを期待する。2015/10/27

長老みさわ/dutch

6
遅まきながらマスコミも大騒ぎしだし、とうとう当初案は白紙撤回となった新国立競技場の計画反対の市民運動で先頭に立って活躍した森まゆみさんの記録。保存に対する考え方は私とは立ち位置が違うのを実感した。 公表されてない事実とか隠された詳細とかを期待したけれど、ほぼ既知の事ばかりで、「とある市民運動の記録」として読むのがいいみたい。2015/11/19

takao

2
ふむ2022/09/21

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