内容説明
人生において、つらく苦しい時期には、どんな意味があるのか。思い通りの未来を手に入れる秘訣とは何か。本当の自分らしさとは何か、人の幸せとは何か―人生を変える勇気を与える書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハミング♪♪@LIVE ON LIVE
64
ものすごく読みやすく、あっという間に読めた。最近、自分が感じたり、考えたりしていることが書かれており、「あぁ、これで良いんだな」と思え、改めて「人生の目的」について考えることができて良かった。辛く苦しい期間が続いたときは、本当に大変だったけど、今はありふれた日常の中にあるささいなことに幸せを見出せるようになったり、自分の好きなように行動できるようになったり、一見「悪いこと」のように見えることでも「実はそうではないかもしれない」ということに気付けるようになったりしたので、あの期間にも意味があったと言えよう。2016/08/25
すーさん
28
答えがないことではあるが、誰しも一度は考えることではないだろうか。日本人は人生の目的を考えるとき、社会的に貢献することを重視しすぎであると筆者は指摘する。全くその通りだと思う。その上で筆者は人生には元々意味はなく、それを認めた上で意味付けをするという考えが大事だと述べる。また目的は一つである必要はなく、複数持っていた方がいいと本書を読んでいて思った。理由は筆者が指摘する通り、自分で変えられるところと自分ではどうしようもないことがあるからだ。選択できるところで自分の人生の目的を作ると生きやすく楽しい。2019/07/28
テツ
28
生きる目的だの本当の自分だのがちょこっと非日常に身を置いた途端に豁然大悟するように目の前に現れることなんてありえない。日々を確実に惑わずに生きること。自分の存在を自分自身の力だけで維持すること。その過程で小さなことでいいから自分の気持ちが良いことを学び、いろんな意味で善行を積むこと。そうした積み重ねこそが本当の自分とやらを構築していく。怠惰にならずに自分という存在を探求すること。完成することない存在を探求し続けてなお揺らぐことのない自分自身であること。近道など存在しない。2018/04/12
ピース
24
同じようなツライ状況にあっても、前向きな気持ちを忘れず努力し毎日を過ごす人・現状から逃げるようにただ毎日を過ごす人…人の幸せって？人生って？父を亡くしてから常に思い続けている疑問。最後に「精一杯 頑張った。納得のいく人生だった」と言えるようになりたい。それには今 何を考えすべきなのか…生物としての人間に与えられた本質は生まれて死んでいく事。人生には目的があるようでない。生きている間に何をするのか、どう感じるのか？これが人生の目的。この積み重ねが人生を作っていくんだ！と今までにない気づきが得られました！2017/07/08
♡kana*
24
【人生では、その人の意識が向いたものが手に入るようになっています。】家族も仕事も一人の時間も欲しいと思う私は、すべて手に入るのだろうか。 【人は、自分が経験していないこと、自分ができないことを、他の人がしようとすると反対する傾向があります。】なるほど、そういうことか。 【つらいとき、苦しいとき、あなたよりも大変な人のことを考えて、その人に愛を送ってみてください。】 ワクワクすること！ 【ものの見方を変えること、感じ方を変えること、行動を変えること。】2015/12/25
