幻冬舎単行本<br> 景気を仕掛けた男 「丸井」創業者・青井忠治

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幻冬舎単行本
景気を仕掛けた男 「丸井」創業者・青井忠治

  • 著者名:出町譲【著】
  • 価格 ¥1,232(本体¥1,120)
  • 幻冬舎(2015/09発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344028074

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内容説明

若者文化を牽引し続ける〇I〇I。その丸井を興し、日本を代表する企業へと育て上げた稀代の経営者・青井忠治。明治・大正・昭和と激動の時代を、彼はいかに戦い生き抜いたのか!?
波乱万丈ノンフィクション・ノベル!!

『景気は自らつくるもの』『販売は宣伝にあり』――稀代の経営者はいかにして日本の復興を支え、日本の景気と戦い続けてきたのか。
富山に生まれた青井忠治は、幼くして左目の失明、両親との死別と不遇な幼少期を過ごす。上京後、月賦商の才能を開花させ「丸井」を興すが、戦争という時代の波に呑み込まれ、廃業の憂き目に遭う。戦後は、不当に奪われた店舗を奪還し、物資不足の日本を支え、庶民の消費意欲を上手く捉えた経営手腕により、丸井を屈指の収益力を持つ大企業に育て上げる。しかし、家族同然に接してきた社員たちとの大きな争いが彼を待ち受けていた……。
クレジット業界の先駆者である丸井創業者・青井忠治の波乱万丈の人生とは!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

元気伊勢子

6
マルイは、20代の時によく行き、懐かしさから手に取ってみた。やはり歴史に名を残す人は、みな先見の名があるなと感心する。2023/09/02

ばなな

3
丸井は、岩手にはありませんが単身時代お世話になりました。なるほど月賦屋が始まりとは知りませんでした。この青井さんは、努力と根性の塊。そして誰よりも人を愛する。この愛した気持ちが成功のカギかな。元気・やる気を貰います。2016/01/25

645TJC

2
自分の人生をかけて何かを成し遂げるとはどういう事か?がこの本への問い。マルイの創業者青井忠治の生き方から、運命は覚悟を決めて自分で切り開くしかない、という強いメッセージをもらった。時代背景が同じせいか、松下幸之助や出光佐三の生き方、経営手法と非常に似ている印象。具体的には時勢を読んだ既存の常識を覆す経営戦略と、その戦略を実行する社員との家族的な結びつき。景気は自から作るもの。自分のコントロールできない環境要因に解決策を求めず、現実を受け止め、その中で信念を持ち自分のできる事を徹底的に考え抜くことが大切。2015/10/06

あんこ

2
戦後復興から日本の経済成長時代はやはりドラマチックでパワーがある。これは丸井創業者の話ですが、この時代は違う業界を切り取ってもドラマチックなことが各々あるんでしょうね。2015/08/29

Teruhiro Komatsu

1
今となっては伊勢丹メンズ館や阪急有楽町店でしか買い物しなくなってしまいましたが(嘘)、バブル真っ只中の大学生の頃はそれはそれは丸井には世話になったモンです。ココのキャッシングを通じて世の中の厳しさを教えてもらった、と言っても過言ではないような。それにしても創業者の経営哲学、格好良すぎや( ´Д`)y━・~~【世の中が不況だからといって、自分の店まで不景気にする事はない。不況でお客様が来ない、売れないというのであれば、どうすればよいかを考えるまでのこと、一生懸命に真剣に考えれば必ず打開策が出てくるものです】2015/10/28

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