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内容説明
「損したくないニッポン人」はなぜこんなに多いのか。妻から「あなたは貧乏じゃなくて、貧乏くさいのよ!」と罵倒されても、ついつい「損したくない」行動に走って、損ばかりしている高橋秀実さん。まじめに「損得」について取材と考察を重ねた結果行き着いた「ニッポン人の新・行動経済学」とは? (講談社現代新書)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
152
今日一番の下値を探してスーパーを歩き回ったり、駐車場代を無料にするために、もう少し買ったり。翌日には更に安くなっており、全く特をした気分にならない。人は損得に振り回されている。…本書はそこから損、特、徳を深く考察する。定価とは不動産価格とは何か。貨幣とはそもそも何か。…損をしたくないと、皆が口癖になっている。損を知り損切りをしなければ、特は生まれない。今が過ぎ去り、何が損だったかと振り返ってみると、その都度感じていたことが、意外と徳であったような気がしてくる。人生は失われていく。しかしそれ以上に得ている。2020/08/30
ねむねむあくび♪
77
「損得勘定は、損得感情」には納得。男は損する体質、には笑ってしまう。ジェンダー論者では無いけれど、日本はとてつもなく男性社会なのに。私たち女性はしなやかに生きてる人のほうが多い気はするが、損得で生きてる人が男性よりも少ないのかもしれない。わざわざ考えた事もないがw。損得を考えるよりも、損得を超えた「徳」や「愛」が、結局のところ大切なのだ。2021/12/09
おかむら
38
高橋さんが話を聞く人(ポイントを効果的にためまくる主婦、エコな暮らしにこだわる主夫、40インチのテレビを勧める店員などなど)はとても面白いのだけど、高橋さんの考察の部分が、この人の持ち味なんだけど、やや読むのが億劫になっちゃう部分があったなー。2016/03/31
おいしゃん
31
軽妙な髙橋節炸裂の、損得にまつわるエッセイ集。絶妙に経済学が混ぜられているのが、また普通のエッセイとはひと味違う。2019/05/11
あんこ
18
スパゲティの底値を調べるべく、地元のスーパーを巡る高橋さん。駐車場代を無料にするため欲しくもないものを買い足し、挙句時間超過で有料に。あるある!とケラケラ笑いながら読んでたのに、不動産、貨幣、経済とどんどん話は拡大し、最後の最後でホロリときた。2016/06/01
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