内容説明
1997年のシリーズ発売から15年以上、24刷を超える超ロングセラー「うちのお寺は真言宗」を文庫化。元となるA5判のシリーズを簡潔に読みやすく徹底的に再構成。宗派の歴史から仏事作法・行事などの実用まで、真言宗に関する必須情報を一冊にまとめます。中高年のライトユーザーに向けて、大きめの文字、分かりやすい図解、見やすいイラストを駆使しながら、彼らの知的好奇心を煽る「我が家の宗教を知る」文庫シリーズ第3弾です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
田中峰和
4
このシリーズは宗祖の伝記が漫画で描かれていて、わかりやすい。空海の生涯では彼の天才性と満濃池の大工事が不可欠。中国語はもとより、サンスクリット語まで駆使した語学力は天台宗の宗祖最澄と比較にならない。彼は厳しい修行に取り組み得たのが虚空蔵求聞持法で、その後の秀でた語学習得や工学的知識に繋がったのかもしれない。真言宗は即身成仏とは切り離せず、高野山ではいまだに空海へのお供えをかかさないという。日本への恨みが原動力となって日本人から寄付を奪い取る元統一教会と違って罪のない宗教である。2023/07/04
ばなな豆乳
2
親が亡くなるのもそう遠い未来じゃない。突然の事態にあわてないために、知っておこう、覚えておこうと購入。難しげに見える本だが文字が大きく、内容もとても簡潔で読みやすい。四章の仏壇のまつり方、日常のおつとめ、お葬式のしきたりは非常に勉強になった。このシリーズ、ほかに『うちのお寺は浄土宗』などもあります。 みなさんのお宅、なに宗ですか？ 2019/03/07
三森紘子
1
うちの実家は真言宗なので。スーパーインタレスティング！光明真言や印などは中二病的な目線で見ても楽しめる(笑)お盆にお坊さんがあげてくれるお経の意味がわかったりするのもよかった。他の宗派シリーズも読んでみたい。2015/11/19
