内容説明
1970年代後半から80年代に生まれた、いわゆる「山里世代」の芸人たち。彼らはビートたけし、明石家さんま、タモリ、ダウンタウン、とんねるず、ウッチャンナンチャンなどの芸人にまぶしいほどの憧れを感じながらお笑いの道に入ってきた。しかし彼らがテレビの世界で活躍できるようになった現在、憧れていた先輩たちはまだまだ現役で、世代交代はなかなか進まない。上が詰まっている状況、テレビの世界が保守化する中で、それでもそれぞれの方法論で生き延びようとする7人の芸人たちの生き様とは?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スパシーバ@日日是決戦
106
{2015年} 本書では、2000年前後にデビューした70年代後半〜80年代前半生まれの芸人を指して「山里世代」という言葉を使っている。生き残りを賭けた熾烈な戦いを続けている、又は、異分野で活躍している芸人のうちスポットライトを当て、著者なりの分析を施した7人のは以下の通り。山里亮太(南海キャンディーズ)/若林正恭(オードリー)/村本大輔(ウーマンラッシュアワー)/井上裕介(NON STYLE)/又吉直樹(ピース)/塙宣之(ナイツ)/西野亮廣(キングコング)。2015/12/26
緋莢
16
2000年前後にデビューした70年代後半~80年代前半生まれの芸人、南海キャンディーズ・山里亮太、オードリー・若林正恭、NONSTYLE・井上裕介、ウーマンラッシュアワー・村本大輔、ピース・又吉直樹、ナイツ・塙宣之、キングコング・西野亮廣、7人を取り上げて、論じた本です。2015年刊行の本ですが、この7人はほとんどが、未だに活躍し、高い評価を受けているといってもいいでしょう。塙宣之の章で(続く2020/02/12
なつみかん
10
2019年現在に40才前後の彼等、まだまだ上がつかえていて、苦戦もあるだろうけれど、それぞれ独自の目指す芸道に、この先が、どう変わってゆくのかが気になるね!2019/08/25
スプリント
10
大御所が上につまっているお笑い界において売れるために、生き残るために芸を磨くもの、キャラ設定に活路を見出すもの、副業に精を出すもの様々なケースがあることがわかります。この世代だと、山里、若林、塙は本業で生き残りそうですね。2018/12/31
きたむらさんえ
8
お笑いを特別好きではありませんが、又吉先生に興味があり手にとりました。7人のキャラクターそれぞれに魅力があり、かっこいい。さすがお笑い評論家というか、経歴〜現在の立ち位置確立の調べや交友関係の情報収集力が巧みです。たいていの人が本書によって彼らに対しての印象が変わります。内容云々の前に、各人の扉ページのLEGOっぽいイラストがとても特徴を捉えているなと笑いました。(笑)山ちゃん、わかりやすすぎ。2016/01/26
-
- 電子書籍
- 機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー…
-
- 電子書籍
- しがみついても無駄です【タテヨミ】第8…
-
- 電子書籍
- 基本表現がよくわかる 手話の絵事典 -…
-
- 電子書籍
- ビジネス・スキルズ ベーシック会話術 …