アレルギーのない子にするために1歳までにやっておきたいこと15

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アレルギーのない子にするために1歳までにやっておきたいこと15

  • 著者名:古賀泰裕
  • 価格 ¥1,375(本体¥1,250)
  • 毎日新聞出版(2015/09発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784620323282

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内容説明

日本人の2人に1人が何らかのアレルギーに罹患している現在、親としては、何とかしてわが子にアレルギーを発症させたくないと考えるもの。まして、親自身がアレルギーで苦しんでいるなら、なおさらその思いは強いはずです。
実は子どもがアレルギー体質になるかどうかは、お母さんの腸内環境に大きく依存していることがわかっています。普段からお母さんが健康で、健全な状態の腸内環境を持っていれば、それが子どもにも引き継がれ、アレルギー発症の確率も低下します。ところが、お母さんに暴飲暴食、偏食の習慣があって、ふだんから便秘がちで、不健康な状態の腸内環境であれば、子どもの腸内環境も悪くなってしまうのです。
そもそもアレルギーは、人間の持つ免疫システムの誤作動が原因で起こりますが、なぜ誤作動を起こすのか、なぜアレルギーを発症することしない子がいるのか、疑問はたくさん出てきます。そこで本書は、科学の知識がない方でも理解できるよう、専門的な免疫と腸内環境の話を漫画、イラストを使ってわかりやすく解説しました。この本でアレルギー発症のしくみが理解できれば、本で紹介した対策法を、納得して実践してもらえると考えたからです。
子どもをアレルギーにしないための対処情報が満載の本書。子どものアレルギーについて悩みをお持ちのお母さんに、そして妊娠中のお母さんに、ぜひ読んで欲しい一冊です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マエダ

47
子供のアレルギー系の本はよくある。親の子に対する気持ちであろう2018/11/30

yuriyura

7
免疫の要は腸にある。妊娠中の食事から予防ができること、母乳がいかに大事かなど、妊娠中から知っておきたい内容だった。人工栄養でもオリゴ糖配合が大事。離乳食にもオリゴ糖が効果的とのことで実践してみたい。オリゴ糖は虫歯になりにくい。アスパラやゴボウ、玉ねぎ、バナナ、りんごやとうもろこしに含まれている。水溶性食物繊維も良い。2017/03/19

くろまによん

5
適度に雑菌にさらした方がアレルギーが少ないという衛生仮説はどうやら正しいという結論。順序としては、母親の腸内環境の好転→経膣出産で善玉菌を母から獲得→母乳育児で免疫&オリゴ糖を与える→適度に雑菌に触れさせ、泥まみれで遊ばせる。過度に清潔を保たない。こうすることで、アレルギーの発症を抑えることができるという。ビフィズス菌、乳酸菌、オリゴ糖がキーワード。妊娠中から腸内環境には気を配りたい。あとは、「適度に汚い」環境で子育てをしなければ。2016/06/01

ak

4
タイトルを「アレルギーに関する腸内細菌の研究結果」にした方がいいと思うくらい専門用語が多い。0歳児を育てる人が読むには難しいかも。経膣分娩で完全母乳育児が良いという事実はわかったけれど、どうにもできないことだからやるべき事に加えられても困る。2021/07/14

織川 希

3
★★★★☆ アレルギー予防に必要な基本が分かる本。本書は妊娠中から産後1年までの期間に子供のために母親がすべきことが専門家目線で語られる。アレルギーは一度発症すると根治は難しいようだが、予防法についてはかなり明らかになってきていて、そのからくりを専門用語を交えつつ素人向けに説明される。結論としてすべきことは、母親は妊娠中から授乳期まで自身の体調を整えて腸内環境を良好にし、できる限り母乳育児を続けること。この伝統的なやり方こそが非常に効果的だということを、最新の科学が教えてくれる。2023/10/30

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