「社会を変える」お金の使い方 ― 投票としての寄付、投資としての寄付

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「社会を変える」お金の使い方 ― 投票としての寄付、投資としての寄付

  • 著者名:駒崎弘樹【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 英治出版(2015/09発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784862760821

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内容説明

<p>あなたにも、きっとできることがある。注目の社会起業家が贈る、「社会の変え方」実践ガイド。</p><p>画期的な「病児保育」サービスで社会起業家として脚光を浴びた著者。その行く手に新たな課題が立ちはだかる。――日本社会を蝕む「貧困」。必要な人に支援が届かず、子どもの7人に1人が貧困状態におかれている今、自分には何ができるだろう? 試行錯誤の中で見えてきたものとは・・・。</p><p>【推薦】この本を読めば、「寄付」という行為がいかに「自分にとって」タメになるか理解できると思う。僕も勉強になった!――乙武洋匡(『五体不満足』著者)</p><p>「小さな一歩」から始まる社会変革のリアル・ストーリー
前半は若き社会起業家の奮闘記。「ひとり親」の子育て支援のため、寄付金集めに取り組みはじめた著者たちの驚きと感動のストーリーが、真摯な情熱とユーモアを込めて語られます。</p><p>「社会の変え方」実践ガイド</n>
巻末に「あなたにできること」を豊富に掲載。どんな人でも(子どもからお年寄りまで)実践できる「社会貢献」の方法を、「具体的に」&「わかりやすく」紹介します。</p><p>日本を変えるカギ「寄付」の可能性を明らかに!
本書最大のテーマは「寄付」。一見なじみの薄い、でも実は日本の歴史にも未来にも深く関わっています。「寄付なんて胡散臭いと思っていた」著者の試行錯誤の軌跡を通じ、一般向けにわかりやすく語った画期的な一冊です。 </p>

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えちぜんや よーた

36
寄付の認知度をあげてもらう手段として、「チャリティ合コン」が紹介されています。この合コン代を、電子マネーの普及によって、寄付に関する決済を携帯端末(スマホ)などで完了させることができるようになると、なかなか面白いことになると思います。「合コン」をして、決済をスマホで済ませることができれば、女の子から「It's Cool」と言われて、モテそうですから(笑)寄付をすることが「スタイリッシ」、「Cool!」と暗黙的に認識されることがキーポイント。2013/01/15

Sakie

20
寄付先の選び方に、いつも迷う。世界的な飢餓も大きな問題だが、できればもっと身近な相手を助けられないか、と。著者の経験からヒントを得た。まず「寄付は「見返りを求めない」というセンスを鍛える機会」という考え方が腑に落ちた。それから、国家が動かない(動けない)なら自分たちがNPOを立ち上げて動けばいい、むしろ個々のNPOの取り組みが国家を変えるというビジョン。満濃池も民間ボランティアによって改修された。行政だけが公共ではない。不覚にも自分も立ち上がる側になれるんじゃないかと思ったが、まずは活動を知ることだ。2019/10/31

しゅわっち

13
いい本でした。税金で吸い取られたお金をどこかの偉い人に勝手に使われているのが当たり前から、国民が主体的に社会にお金を使っていくのが当然の社会を創りたいという言葉に賛同しました。元鳩山総理が、NPOがらみの税制改革をしようといてるのを知りました。実ったか不明ですが、いいこともしてるのを知りました。寄付に対して、社長の話が載っていましたが、ブッダが、なぜ布施を貧しい人のところでするかは、与えれば、初めて受け取ることができることと言ったのと重なりました。まずは、チャリティオークションに出品しようと思います。2019/06/25

まひる

11
著者と同じ歳でした。読んで、うわぁ…と何ともいえない衝撃を受けました。同じ年月生きてきて、こんなにがんばってる人が居たんだな、と。なんだか今の世の中、生きづらい、でもそれを受け入れていくのが大人なんだろう…と諦めがちな人生観を築いていた自分がなんだか恥ずかしくなりました。探せば、もっと出来ることはある。押し付けがましくもなく、ただ、ご自分の活動で、それを教えてくださっているな、と思いました。実践的な活動しながら、ここに書かれているだけの知識をまとめて文章に出来るというのも、勉強家だ…とドキドキ。2013/03/26

かずさん

9
「投票としての寄付」という考え方にとても賛同します。より良い社会、望ましい未来を選択していく手段としての寄付。公共サービスの担い手について、行政とNPO等の事業内容を比較して納税先を選べるようになれば良いのにと思います。寄付は「見返りを求めない」というセンスを鍛える機会をくれる、という話も興味深かったです。2015/02/17

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