内容説明
角換わり定跡総まとめ!
「定跡伝道師」こと所司和晴七段が、各戦法の定跡を先手・後手中立の立場で解説する早分かりシリーズ第6弾。本書のテーマは今、最も多くプロ間で指されており、最も早く定跡が進化している戦法=角換わりです。
本書は角換わり定跡の総まとめとして第1章で現在流行の相腰掛け銀△7四歩型、第2章で後手が専守防衛に回る相腰掛け銀△7三歩型、第3章で後手が6筋の位を取り△6四角を見せながら戦う相腰掛け銀△6五歩型を解説。第4章では現在では少なくなりましたが基本として押さえておきたい同型腰掛け銀、第5章では受け方、攻め方を知っておきたい先手棒銀を解説します。
第1章~第5章までで角換わりの定跡をひと通りマスターしたあとは、一手損角換わりの解説が続きます。第6章では最もよく指されている一手損角換わり対早繰り銀、第7章では棒銀、最終第8章では新しい指し方であるダイレクト角交換(4手目△8八角成)を解説しています。
この一冊で角換わりの基本と最新形、さらに一手損角換わりも頻出形から新しい指し方まで学べる盛りだくさんの内容となっています。総ページ数272ページ、角換わりと一手損角換わりの主要な変化は全て網羅されていますので、ひと通り読んだ後は対局後に常に立ち返る辞書のように使うのもオススメです。日々定跡が進化している角換わりですが、この本でしっかりと定跡を自分のものにして、角換わりを得意戦法にしてください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kinaba
1
ソフトの解析モード片手に棋書読んでみるといいよ、ていう後書きちょっと面白かった。ソフト先生に評価させると実際のところどうなのか、というのもあるんだけど、アマ低級で相手こんなスマートな受け方絶対してこないから、みたいな局面の芋手の変化をいちいち読みたいみたいな要求にも便利そう2017/11/28
ArcCosine
0
角換わりの戦型を大まかにカバーしていて、大変細かく解説されていました。もっとも多大な変化の割には図面数が少なかったため、有段者向きの内容だなと思いました。角換わりの序盤はいつも適当に指していたのですが、その辺を修正するのに役立ちそうです。2015/12/06
ぼいど
0
角換わりは基本指さないのですがいろんな手筋が詰まってるので研究用に購入。まさに歩や金の位置一つや、ちょっとした順番の違いでここまで違うんだなとゆー角換わりを集約したすばらしい本です。集約したせいかもう少し調べてみたい変化もいくつかあって、そりゃプロ棋士みんな指すよなぁと。私もなんか指してみたくなりましたよw ただ所司先生、「素直」と「率直」、所々間違ってる気がするんですが^^;2015/10/23
の
0
ソフトで発達した部分が多い。2020/06/26
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