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内容説明
海の通商王国=琉球。その繁栄の糸口は明の倭寇対策にあった。国家の中枢に食い込み交易の実務を担う華僑たちの実像。「死旅」と呼ばれた中国皇帝への進貢の旅の実際、薩摩支配下での中国・日本「両属」を巧みに使い分けた生き残り政策など、新史料を駆使し新たな琉球像を提示する。(講談社選書メチエ)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
可兒
1
久々にメチエ。やっぱり海中心で書かれていてわかりやすかった2013/09/20
OTR
0
現在は日本の一部となっている沖縄は、前近代には日本の領域とは異なる琉球王国が栄えていた。三山の抗争から、中山王の統一、明の海禁政策と琉球優遇策で交易の拠点としてアジア交易に君臨したこと。次第に琉球はその地位を失い、薩摩に征服される。しかし、日中両属という緩衝地帯という新たなステージを模索する。琉球処分ののち、復旧運動をする人々と、日本の一部としての沖縄アイデンティティの確立に向けた人々。琉球・沖縄の歴史を鮮やかに描き出す良書。2014/10/09
قضيب
0
数カ月前に読み終わったんだっけ・・・。琉球王国の歴史の流れをなんとなく掴めた気がします。入門としては良かったです。ただ、祭事についてなど一部、ちょっと細かいかな?
hi
0
琉球の歴史をざっくり知りたかったんだが、琉球海洋史というか、結構詳しく書かれていて私には難しかった。2012/08/05
R
0
琉球王国の時代はかなり綱渡り。2011/05/26