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内容説明
R&Iファンド大賞4年連続受賞!
「結果を出し続けてきた」投資家の投資哲学!
「本書は、私がこれまで25年間で磨き上げてきた、投資のプロとしての経験と知見、メソッドを一冊に凝縮したものです。『投資』と『お金』の考えをすべて詰め込みました」
著者の藤野英人氏は、「ひふみ投信」のファンドマネジャーとして、R&Iファンド大賞を4年連続で受賞、デフレやリーマンショック、東日本大震災など、どんな経済状況でも、25年以上実績を出し続け、「カリスマ投資家」と呼ばれている。
著者は、「投資とは、日経平均を予測するギャンブルではない。
未来が予測できなくても、長期的には勝ち続けることは不可能ではない」という。
なぜ、激動の時代でも勝ち続けることができたのか。
その方法を、すべて明かしたのが本書である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
桜井葵
83
作者である藤野さんは投資に関して素質があったんだと思います。その思考方を学ぶ価値は十分にあります。こんなエピソード➡5歳の時に窓から露店にあったたこ焼き屋さんのお客さんの人数を数えていたそう。人数を数えて雨の日は客が少ないから儲からない。と考えていた。たこ焼き屋さんに「ねぇ、おじさん。たこ焼き焼いて儲かるの?おじさんは生活するためにたこ焼きを焼いているの?」本人はまったく記憶にないそう。5歳のときからビジネスというものに関心を持ってたなんて天性の素質を感じる。2019/04/09
読書ニスタ
38
本としては、文字数も少なくて、物足りない感はあるが、いってることは、グサグサささる。 刑事コロンボを引き合いに、凡人は時間を味方につけて、「長く、そして毎日やり続けることが、プロの条件」と置いたところは、ああできてなかったわと反省。 短期で取引すると、ギャンブルになるし、本業に身が入らないし、損することも多かった。 毎日やってることは、本読むくらいで。何で本なんか読まなきゃいけないんだと泣きながら読んでたこともありんす。 エゾシカ猟ですか、多趣味ですねえ。2019/04/25
K(日和)
28
「今までと違う選択」をしてみる。ぼくもとにかくやってみようと思います。決断は決めて断つこと。なるほどなと思ったのは、静止摩擦力と動摩擦力の例。高校物理をこんなところで思い出すなんて、はははと笑が込み上げました(笑)。2016/04/04
harhy
20
4年連続でR&Iファンド大賞を受賞した「ひふみ投信」の運用責任者。投資判断のポイントを説明しているが、意外にシンプル。時間を味方につけて5年間、ゆっくりじっくり投資する、効率は大事だが、重要視しない、経済活動とは「お金」と「ありがとう」を循環させること、お金=未来の缶詰(未来を切り拓くための源)、最後は運、投資も、仕事も、人生も、「傲慢」こそが、敗北の元、など。2017/04/10
おおたん
18
投資の参考。ファンドマネージャーとしての考え方だけでなく、仕事にも役に立つ話が多く、若い世代の方は、ぜひ、読んでおいて損はないと思います。◆希望最大化=動く人、失望最小化=動かない人◆会社の成長=社長◆投資は美人投票◆関心事を増やす◆決断=断つこと、捨てること、諦めること、手放すこと◆好き嫌いで決めることは、合理的で高度な技術◆安心はあるが、安全ではないことがある◆リスクはリターンの源泉◆リスク分散とは「好奇心の分散」◆時間を敵にしない◆変化するから、対応し、チャンスがあり、失敗しても次の挑戦がある2022/05/08