内容説明
キリーはあらぬ誤解から、元婚約者ラングの愛を失った。罠に掛けられ、裸で男性といるところを見られてしまったのだ。泣きながら弁解する彼女に、ラングは耳を貸そうともせず去った。あれから5年。彼以上に愛せる人にはいまだに出会えないが、23歳のキリーは、仕事が生き甲斐の日々を送っていた。ところが美しい女性に成長した彼女につきまとう男は少なくなく、いまは警備員の男からの執拗なセクハラに悩まされている。新しく着任した警備部長がボディガードを務めてくれることになり、キリーはオフィスで彼を迎えた。だがそこに現れたのは、ラング！私の心を引き裂いた男性と、24時間一緒にいることになるなんて。■〈ボディガード〉3部作最終話です。美しいキリーを狙う男から、何がなんでも守ってやると決意するラングですが、彼女を今でも強く求める彼自身の欲望が最も危険なことには気づいておらず。男のプライドと未練に引き裂かれるヒーローに悶えてください！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mum0031
2
コンタクツ社副社長のキリーと、警備部長のラング。 結婚したいキリーと、結婚に嫌悪感を抱くラングが、罠をかけられたキリーを捨てて5年。 再開したキリーは、ストーカーに狙われ危険な状態に陥って、ラングと共に対抗手段を錬る。 ラングって、自己中過ぎて好きになれない。キリーは、何と言うか一途過ぎる女。2019/05/25
akiyuki_1717
2
再販で、再読です。読み出して苦手だったのを思い出した。ダイアナさんの作品にしては、ヒーローは差して鬼畜でもないし、ヒロインも五年も想い続けるほどの価値のあるヒーローでもない感じがします。そしてヒーローが安易に女性と付き合う男なので、当時のヒロインとの付き合いも何だかんだ言いながら、言い訳も説明も聞かずにバッサリ終わらせるんだから、どこまで真剣だったのかも疑わしい…2015/09/16
アーコ
1
再読。2017/12/26
ととめ
0
広告代理店の副社長の処女ヒロイン。CIAを辞め、元カノの紹介で警備部長として働くことになったヒーロー。５年前、婚約するもヒーロー親友の罠にはまり破局した二人。でも誤解は早々に解けてて、単に結婚したくないヒーローの逃げだった。再会後、嫉妬させてヒロインの気持ちを確かめたり、ヒロインを守り切れなかったり・・・ヒーロー、図々しさ全開でイライラっとくる場面が多かったかな。2016/12/10
きき
0
親友の罠にはまってヒロインを誤解して破局した切ない話かと期待したら、縛られる関係に窮屈になってたから丁度良かったみたいなヒーローの思いに唖然。無駄に護身術稽古の場面が長くて飛ばし読み。ヒーローもヒロインも幼稚で結婚にも子育てにも向いてない2015/11/29
