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内容説明
『マルクスが日本に生まれていたら』『働く人の資本主義』以前に構想された未公刊の出光佐三語録。無私の精神による社会と我欲による社会の相 違を論じ、経営、経済、教育の根本等幅広い話題を展開し、日本の進むべき道を示唆する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らる
3
『われわれは石油配給事業をやるんじゃないんだ、人間が真に働く姿を現して、国家・社会に示唆を与えるんだ。』/かつて日本は「人の世界」(無我、無私、お互い仲良く平和に暮らす)であった。今は外国と同じ「物の世界」(金さえ儲ければいい、権利を主張する)になっている。/本当の人間の力は「和の精神」による団結から生まれる/日本には元々平和に暮らす実体があった。東洋哲学、仏教などが和や互譲互助とった言葉を与えた/和や徳=相手の立場の理解。有声・無声の声を聞く/人の在り方を伝える方法は体験による以外にない/2021/12/12
ハザマー
2
日本と外国の神に対する考え方が違う理由、 日本には皇室が3千年も続く一致団結した 気質があることなど分かり易く解説。 人による経営、人間尊重の事業経営。2014/05/27
वाराणसी
0
『海賊と呼ばれた男』を読了後、出光佐三に興味を持ってよんでみた。ある程度出光の歴史的背景が分かっていた分、理解がスムーズだったが、やはりちょっと難しかった。「資本主義、民主主義、共産主義は、参考資料でしかない。」究極の組織の在り方だな、、。ずしりと来る一文が後を引いている。2017/06/26
きなこ丸
0
海賊と呼ばれた男から来ました。人の世界と物の世界に全て切り分けることは出来ないと思いましたが、出光氏の仰っていることは含蓄があり腑に落ちることが多いです。 もう一度海賊と呼ばれた男を読んでみようと思いました。 2015/01/06
Kazataka Sanada
0
海賊と呼ばれた男を読んで、興味を持ち読むことにした。 1回読んでも正直理解できない。 何度も何度も読み返すべき本だと感じた。 実学として実践されてきた哲学があらゆる場面で現れている。2014/04/08