内容説明
引きこもり、パニック障害、うつなどの悩みを抱え彷徨った著者が、ナンパ、催眠、カウンセリングの中で経験した、「他人」を通して見出される「自分」を感じる方法を観察法やエクササイズを交えて解説する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かみぶくろ
105
なるほど、著者がナンパを通じてコミュ力向上を試みたり、身体感覚を通じて他者との同調を図ったりといった考え方は宮台真司さんに通ずるものがある。ただもうちょい社会学寄りに語るのかと思いきや、想像以上にハウツー本。己の心と身体を徹底して観察し、他者のリズムに合わせてコミュニケーションを行うという著者の考え方には大いに頷くものがあるものの、誰かと話すたびにここまで繊細に気を使っていたら生きてるだけでヘトヘトになってしまうような気も。誠実なコミュニケーションとは何かを学びたい人におすすめ。2015/10/25
ヒデミン@もも
38
まるで小説を読んでいる感じがすると思ったら、仏文科専攻されてたんですね。装丁もいい感じだし騙されそう。ナンパもお上手だったのでしょう。人の心を覗きして自分も悩みを抱えそうな気がする。誰かに認めて欲しくて周囲や境遇の不満ばかり言っていてもどうにもならない。自分が変わらなくてはね。2015/09/07
魚京童!
18
うまく入ってこない。2017/01/09
Taka
18
引きこもり、パニック障害など人と対面することができなかった著者がいかに克服してコミュニケーションできるようになったかが書いてある。発見もあるが、文がとにかく内向的というか暗い。いろいろ苦労はあったのだろうが、とてもコミュニケーション術の本とは思えないほど陰鬱で読んでて苦痛だった。自分の内面にとことん向き合い、感覚や気持ちを観察するというのが、この手の本では新鮮だったかもしれない。でも暗い。2016/06/23
naji
17
コミュニケーションが苦手と思う人には、もちろん読んで必要と感じると思う!あとはコミュニケーションが言葉のやり取りだけと思っている方におすすめです。他者を通して時分を知るという考え方はコミュニケーションの奥深さを感じられた。2020/01/03
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- ランドネ 2018年7月号 No.100