内容説明
南田物産に勤める田中美知子は憧れの上司・朱雀修一郎と結婚式を挙げ、新婚旅行先の京都へ。同日に結婚式を挙げた、南田物産社長の先妻の娘・千津も京都へ。だが、幸福の絶頂の夜は、悲劇の朝に変わった! 千津がホテルの屋上から飛び降り、死亡したのだ。夫の過去に疑いを持つ美知子はやがて、連続殺人の渦に巻き込まれて行く。愛する夫が“犯人”だなんて……?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
72
配偶者を3人も事故で無くすという事態が想定できない。 現実にないことを仮定するのが小説の面白さだとすれば, それもありなのかもしれない。 京都を舞台にして, 東京と京都を行ったり来たり。 山村美紗の仕事もそうだったのだろう。 最後が悲惨でないところだけが救いかもしれない。解説:山前譲2011/12/15
キヨミン
0
これも入院中の同室者からお借りして読みました。結婚したばかりなのに妻三人もなくなったのに、又、結婚するなんて、全体的に軽い感じ。自分のえごで簡単に殺人しないで。2016/10/08