内容説明
第二王女は、女神の使徒である。その真実を隠すため、全く表に出られなかったリーウェは、使徒としての使命を果たすべく身分を隠して騎士団に入団していた。ところが、十六歳の誕生日目前、第二王女を捜し出せたら、王女に求婚できるという、おかしな舞踏会が開かれることに!! 騎士のままでいたいリーウェは、唯一正体を知っている同じ騎士団員のギデオンとともに騎士姿で会場にいることにしたけれど……。なぜか大国の王子様が迫って来て!? 身分を隠した王女様の騎士団ラブファンタジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
陸抗
20
女神の使徒で第二王女のリーヴェは、正体を隠して騎士団で働いている。そんな彼女の誕生日に、舞踏会で第二王女を探して求婚出来る事になり、大国の王子に迫られることに。リーヴェが普段どんな仕事をこなしているかはちらほらと説明が入るものの、舞踏会での求婚と邪神の使徒探しがメインな為、騎士としても王女としてもイメージが定着しないまま終わってしまった。護衛騎士のギテオンも、べったりくっついてるイメージしか残ってない…。舞踏会の前に、軽く魔獣退治の話とかあれば違ったかもしれない。2022/01/31
でんか
20
うーん、ふつう?女神の恩寵を賜って生まれたヒロインと従者の物語。年季の入った二人の関係なのですが、これまで秘匿されてきたヒロインが成人し、お披露目の式に、求婚者がやってくるてな出だし。邪神の手先殿が暗躍してみたりしますが、なにせヒーローがずーーーーっとヒロインを囲い込んでいるので、最終的な結果はお察し。バックグラウンドは凄いんですが、ヒロインの活躍を期待して読むと肩透かしな感じ。続編があってもよさそうな〆ですが、これ一冊で終わりのよう。なんとなく回収されてない伏線もある気はしますがそれはそれでいいのか?2018/03/24
りんりん
10
タイトルで購入。面白かった。友達と恋人の境界線が有るようで無い、幼馴染のカップルっていいよねーと改めて思った。イチャイチャ感はたっぷり。2017/11/06
bulbul
4
国の命運が意外な形で存在していて驚いた。とにかく互いの告白は未だなのが不思議なくらい甘過ぎる幼馴染みバカップルでした。2015/08/23
宮城
3
イラスト見て。リーウェの制服はショートパンツ?別にズボンでもいいんじゃね?とか思いました…。王女とはいえ立場が完全に臣下で王族としての立場とかもうちょっとだして欲しかったかなぁ?2015/10/17