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内容説明
「とにかく授業がわかりやすい」と評判の代々木ゼミナール超人気講師、山本俊郎先生による名講義。代ゼミでの授業をもとにした、文系社会人でも楽しんで読める入門書です。微分・積分が生まれた歴史的背景を理解し、関数の基本から順を追って学べば、微分・積分の本質が理解でき、思わず感動してしまいます。本書では、他の入門書では詳しい解説が省かれてしまうこともある「合成関数」についてもしっかり解説。さらに「どうして三角関数の角は『弧度法』を使うのか」「対数の底はなぜeに直すのか」「微分すると何がわかるのか、積分と微分との関係は何か」なども丁寧に説明。最後の章ではワンランク上の内容として、微分方程式による未来予測について取り上げました。微分・積分の歴史や基礎から、大学入試問題、微分方程式まで欲ばった一冊。一回読んでわからなくても、何度か読めばハッと気づく瞬間が必ず訪れます!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちくわん
18
2015年9月の本。新型コロナのためか、はたまたうだる暑さのためか。高校生のとき、あんなにも燃えた「微分・積分」にまったく心がときめかない。感動もしない。なぜだろう?暑さだけが原因ではない。2020/08/19
パット長月
8
微積の解説はとても丁寧で、3分の2くらいは大満足ながらも、恥ずかしながら微積の計算を支える基本的な知識が怪しくなっているため、終盤に近付くにつれて理解度が急速に低下してしまった。しかし、これは著者のせいではない。数学は積み重ねの科目だから、一部を取り出していかに丁寧に説明したところで、それは限界があろう。とてもいい本だと思うので、再読・再再読しながら、忘却してしまった土台の知識を勉強しなおすとしよう。2018/10/30
ソラヲ
8
計算はできるのにやっていることの意味がイマイチ分からなかった微積分だが、この本を読んで「アルキメデスの取りつくし法」から始まる「円だけでなく放物線も接線を利用して近似できるのでは?」という発想や無限小の考え方を知り、初めて理解することができた。一度理解してしまえばこっちのもので、弧度法やネイピア数を導入して微分を三角関数や指数・対数関数にまで拡張していく過程にはタイトル通り感動した(数Ⅲ未履修者並の感想)。また、数学が苦手科目だった身としては諸公式(積の微分や商の微分など)の証明手順が丁寧で親切に感じた。2016/07/09
す○○
5
高校時代数学はそこそこできた(気がする)。あれから40年、数検2級を目標に再び数学を学び悪戦苦闘している自分には理解できない部分が多く、感動を味わうことはできなかった。残念。2023/04/18
Z
5
良書。高校生じゃなくても感動した。内用は高校レベルの微積分の解説だが、公式と数式用いた証明という無愛想なかたちではなく、口語の解説。もマジエ、特にネイピア数e:2.7…の説明は丁寧で感動。高校生迷ったらこれ読んでほしい。2017/02/17
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