100年インタビュー<br> ニュートリノと私 - not a miracle at all

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100年インタビュー
ニュートリノと私 - not a miracle at all

  • 著者名:小柴昌俊
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • PHP研究所(2015/09発売)
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  • ISBN:9784569784083

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内容説明

NHKBSで放送中の番組で語られた各界で活躍する人の珠玉の言葉を単行本化する「100年インタビュー」シリーズの15冊目。今回は、宇宙から届くニュートリノという素粒子を検出し、2002年ノーベル物理学賞を受賞した東京大学名誉教授で物理学者の小柴昌俊さんのお話。3歳で産みの母を亡くし、中学1年で突然小児まひに。歩行が困難になるが、自力で克服。家計を助けるために苦学しながら、東大でも難関とされた物理学に友人の助けで猛勉強し合格。後にノーベル賞を受賞する朝永振一郎博士に知遇を得て、アメリカ留学後、33歳の若さで国際プロジェクトのリーダーに抜擢される。本書は、恩師の応援と独自の閃き、行動力で実験を続け、ノーベル賞を受賞するまでの道のりと、自ら設立した平成基礎科学財団をはじめ、現在抱いている夢を語る。「自分が夢中になれることを見つけて、懸命に打ち込みなさい」というメッセージを若い人に発している。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネコタ

16
NHKの番組インタビューを本にしたもの。小柴先生のこれまでの研究人生や簡単な研究内容の紹介。大学3年のときに湯川秀樹先生がノーベル賞を受賞し、湯川奨学金を受ける。朝永振一郎先生に出会い大好きになってしまう。宇宙は大きくて素粒子は小さいけど両方同じものを研究している。素粒子を研究することにより宇宙の成り立ちを知ることができる。基礎科学の重要性を常に感じていてノーベル賞の賞金など私財で平成基礎科学財団を設立。大学を退官してもポケットマネーで研究を続けるほどの人。2017/03/10

壱萬弐仟縁

16
2007年NHKBShi初出。02年ノーベル物理学賞(4頁)。超新星爆発で92種類の元素が作られた。爆発と同時に宇宙空間にばらまかれた(11頁)。13歳の時、小児麻痺になったとのこと(24頁~)。母親をはやくから亡くされ、自分で自立志向になっていったという(28頁~)。ヲヤジが軍人ゆえ相当厳しかったのだった。横浜で米軍波止場人足までやり、1晩 当時400円(中華街天丼と同値36頁)。2014/10/19

アロハ

6
図書館本。たまたま学生向けの棚で見かけ、「自分の趣味じゃないのを読むのが知識を広げる」という言葉を思い出したので借りてみました。ニュートリノ…ノーベル賞をもらったときから意味がわからないままでしたが…今もわからないまま。しかし、前よりは少し分かったぞ!何光年とかの距離なのか時間なのかも分からない莫大なデカさと、ニュートリノのという意味の分からない程の小さいもの。とにかく桁外れのサイズがたくさん…けど、なんだか夢がある。2018/01/13

oiron

4
【読んだ】「ニュートリノと私」(小柴昌俊/PHP研究社) #図書館日和 NHK BSプレミアムで放送された「100年インタビュー」で語られた内容の書籍。ニュートリノではなく物理学者・小柴昌俊氏にスポットがあてられ人間性や考え方などがインタビュー方式で書かれている。「自分が本当にやりたいことを見つけたら、もう心配ありません。」というメッセージを後の人たちに残してくれている。とても安心出来る言葉で小柴氏の人柄を語っていると感じました。2014/10/29

ご〜ちゃん

2
自分の気持ちに正直になることと同じくらい、たとえ悔しい思いをしたとしても、人の意見を前向きに捉えることが大事だと思った。「人間、順調にいってるうちは、ありきたりのことをやるだけで、本当に新しいことは出てこない。困り果て、万策尽きた時こそ、新しいものが生まれる可能性がある。」2014/09/09

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