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内容説明
まんが家をめざす女子高生・毬。まんがのモデルにしていた数学の先生とひょんなことから親しくなり、恋心を抱きはじめるが!? 淡い想いの短編集!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
masa@レビューお休み中
76
もっと堅苦しくて、どこか息苦しく感じてしまう物語を描く人なのだと思っていた。想像していたよりも読みやすく、そして感じ入りやすく、近づきやすい。けれども、近づきやすいというのは彼女たちのようになれるということではない。共感できるというだけである。漫画家を目指して寝る間も惜しんで作品を書き続ける毬。その毬を気にかけているのか、いじめているのかわからない同級生で才女の茗。夢とか、愛とか、希望とか…。学生の頃なら誰でも抱くものを簡単に表現してしまわない。曖昧さや矛盾すらも受け入れるようにして彼女たちは生きていく。2016/08/12
SOHSA
34
表題作『さようなら女達』のほか、『おりしもそのときチャイコフスキーが』『七月七日に』『いたい棘いたくない棘』『シンジラレネーション』の計5作が収録された文庫版。いずれも作者の静かな代表作である。大島弓子と言えば『綿の国星』シリーズが有名ではあるが、本書に収められたこれらの小作品にこそ、作者の真髄がある。今から30年以上前、学生だった頃に大島弓子にすっかりとはまり込んだことを懐かしく思い出す。あの頃、胸にチクリと刺さったように感じた棘の感触は、今改めて再読すると意外に重い槍のように胸を貫く。(→)2014/02/16
ちぇけら
24
まよなかになった。きみも、きみのすきなひともねむってしまった。れもんを齧る。そとでは雪がふっていて、そのままふかくふかくつもればいい。わたしからすべてをかくして。わたしをすべてからかくして。「そうさ この世は恋愛なしではなりたたないんだ なりたたないんだ 有刺鉄線の中なんて まぼろしさ まぼろしさ」鐘のおとがきこえる。なぜだかもう、きみをすきではいられないとわかった。でも不思議とわたしはかなしくなかった。きみがいないと生きてゆけないって、思っていたのに。この5つの音が、きみに届けばいいなあ。さようなら。2019/11/21
阿部義彦
16
BOOK・OFFの文庫コミック100円棚で、もちろん全部過去には読みましたけど久しぶりに読み直しました。表紙デザインは羽良多平吉さんですね、大島弓子さんの選集ではこの白泉社文庫と朝日ソノラマで出てた二冊がデザイン共々凄く良いですよね。大島さんの連載もの?中編はそもそもすくないですよね。これとバナナといちご物語くらいか?綿の国星は一話完結ものですからね。さてなんと言っても吉本ばななも影響受けた「七月七日に」当時は私も母さまの特殊な性癖のことまでは思いもよらなかったです。アドレッセンス2018/09/23
白い駄洒落王
7
不可思議だ。何なんだろうこの大島弓子読んだ時の感覚は?2013/07/18
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