白泉社文庫<br> サバの夏が来た

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白泉社文庫
サバの夏が来た

  • 著者名:大島弓子【著】
  • 価格 ¥610(本体¥555)
  • 白泉社(2015/09発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784592887003

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内容説明

愛猫サバと著者のなにげない日々を綴ったシリーズ第2弾。表題作他、四季折々のイベントを猫と楽しむほのぼのエッセイまんが「サバタイム」等全5作収録。傍らに猫がいる生活ってすばらしい!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

masa@レビューお休み中

93
はじめフィクションだと思っていた。けれども、読んでいると、「あれ!?」と思う瞬間がやってくるのだ。これは大島弓子さんの日常を描いたエッセイ漫画なんですね。大島先生が、浮世離れしているのと、登場する飼い猫のサバちゃんが人型なので現実感が薄いだけなんですよね。猫のサバは、人間の格好に耳と尻尾をつけて出てくるんです。サバと遊ぶ、サバと散歩する、サバとバトルする…。猫の生態って擬人化すると面白いですね。実際にこんなことがあるのか、観察してみたくなりますね。2016/11/16

ダリヤ

20
大島さんとサバがすごすじかんは、どんなにいとおしいじかんだったのか、ページをひらくたびにかんじとれる。擬人化されるどうぶつたちもとてもかわいくてうつくしい。ぞうのハナコさんはたくましくてかわいい(^^)大島さんの生活のなかで、ときどきどうぶつたちがにんげんとおなじ目の高さになるときがほんとにあるようなきがするくらい、どうぶつたちやせかいをみる目がとてもやさしいことがかんじられる。サバの毎日、大島さんの毎日は、ふたりがそろってはじめてかたちになって1日がつみかさなっていく。読んでいてほんとたのしかった。2014/10/10

tera。

19
SAVA Timeで紹介されている愛猫サバと過ごす四季折々のイベントが楽しそうで、読メのつぶやきで見掛ける猫さんたちを思い出した。狩りの本能を見せるサバが、小さな虫に向ける慈悲の心?が印象的。毎日何かを発見して笑ったり驚いたりが楽しそう。でもやっぱりお別れのときを思うと、生き物と一緒に暮らす勇気はなかなか出ないんだなぁ。 あとがきマンガに登場する猫さんはグーグーじゃないかしら。2014/06/29

きつねこ

18
久々のサバ!。大島さんの感性はなん十年たっても心地よい。昨日実家に帰り、猫たちと遊んできて無性に読みたくなりました。綿の国星も持って帰ればよかったなあ。なんと昨夜、実家猫たちが人間に化けて、夢にでてきました。感化されすぎ(笑)。最近、犬派かな?と思ってたけど、やはり猫かな!2014/08/31

コジターレ

9
最近、ひょんなことから食わず嫌いだった少女漫画を読んでいる。本書は、なかなか不思議な世界観。猫との何気ない日常を描いているだけなんだけど、何とも味わい深い作品。「一年くらい休暇を取ろうと思う。人間なーんにもしないでいると、いつか耐えられなくなって仕事を始めるんじゃないかしら」のくだりは、無気力で悩んでいる人の処方箋になるのではないかと思った。実際に行動に移せる人はいないだろうけど。文字が小さいのが玉に瑕。2023/12/12

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