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内容説明
恋がうまくいかない理由は、母親との関係にあった。
10年以上、女性の話を聞き続けた人気カウンセラーが悩める女性に贈る、「母親の呪縛から抜け出し、自由に自分らしい結婚を手に入れるためのヒント。
母親が娘の幸せに影響するというのは昔から心理学者を中心に言われてきたことですが、仕事を持って働く人が多い今の30~40代女性とその母親世代である50~60代女性では、特に社会状況が異なることからミスマッチ度が特に高く、悩む人が増えていると言われています。
「女性はこうするのが幸せ」「私の若いころはみんなこうしたもの」という母の願いをかなえようとすればするほど、できない自分を責め、どんどんつらくなっていく…。
本書では、そんな悩める女性に対して「母親の呪縛から抜け出し、自由に自分らしく生きるためのヒント」を教えていただきたいと思います。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ワッピー
35
女性の親子関係にフォーカスしたデトックス・レッスンですが、性差にかかわらず、親子の関係は他にないほど近く、依存や支配といった問題が起こりやすいと感じます。親と子は他人であり、別の人生を送るものという根本的なことを理解できないこと、いつまでも自分の知識や経験が通用すると疑わないこと、子のことは自分が一番よく知っていると思い込んでいること、子は自分に従うべきだという認識を捨てられないことが問題を生む構造。自分自身および変えようのない事態は受入れ、自分の人生を取り戻して主体的に生きなさいというメッセージです。2022/06/28
paluko
13
装丁(本文の縁取りがピンク系)、事例(女性ばかり)と、結婚を考えているもしくは結婚に悩んでいる若い女性がメインターゲットなのかなと。「自立できている状態というのは、内部に存在している親毒に対する耐性が十分働いて、『自分で決める』という当たり前なことが、あらゆる場面で普通にできることです(略)親毒の持っている毒素の中で一番たちの悪い働きは感覚を麻痺させるということです。これでいいのだと思わせてしまう猛毒です」(69頁)。親の愛は無私の愛、という日本に根強い刷り込みから解放され自分の人生を歩みだすための一冊。2022/06/17
イズアル
5
虐待や毒親などの、わかりやすいものじゃなくても、母親自身にそんな意識は無かったのだとしても、無自覚に苦しめられることもある。母の愚痴を聞かされて「あなたは自由に生きて」と言われても、母の自己犠牲の上に私の生活は成り立っているんだと思うと罪悪感感じるわけで…。私と似たパターンのケースが紹介されていて、ああこれだ、と納得した。別に普通の母親だったけど。だからこそ、私も子を苦しめることもあり得るのだと頭の片隅に入れておこう。2016/03/09
ゆき
3
一番最初に接し一番重要である家族という社会単位で受けた影響は大きい。特に母からの受けた影響は良い場合も悪い場合も自身の人生に多大な影響となる。もしも自分にとって苦しくマイナスな影響で罪悪感を伴うならば、それを排除しなければ変化はない。2016/02/14
ころぺれ
2
この手の種類の本は、個人的にすっごく興味深くてよく読むジャンル。なるほど、と思う部分も確かにあったけど、個人的にはちょっとあんまり合わなかったかなー…。2019/02/22