内容説明
時は昭和初期。京都で住み込み書生をしている高校一年生の庄野隼人は、主の命令により華族で流行作家かつ美男子で毒舌な小須賀光の助手をすることになるのだが!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
papako
63
セット本セールで。戦争間近の京都が舞台。作家で華族の小須賀にこき使われる貧乏学生の書生の庄野のお話。ちょっと書生の文句が多くて勝手でなんだかなぁだったんですが、あとがき読むとデビュー作ということで、今後に期待ですね。お話は早々に思いつきますが、この時代らしいやるせなさを感じます。それぞれのキャラがこなれたら、もっと面白くなりそうです。有栖川有栖に師事していたと知ると、あぁ、そうかも。と思える文章ですね。続きいきます。2019/09/21
しゅてふぁん
29
続編を読むにあたって再読。炎天下に京都の町中を走り回る庄野君に同情した。きっと今日のような暑さの中を…お気の毒なことです(-_-;)2018/07/14
ダージリン
27
昭和初期が舞台というのは、私の中では珍しく、時代背景も丁寧で美しい描写でした。今回は人探しが目的で、人の心をたどって行くような話運びのじんわりする良い話でした。これからの華族探偵と書生助手の相互理解と活躍が楽しみです!2015/08/21
はるき
26
美形の華族探偵と書生の助手という強力タッグ。デビュー作なので、まだなれない感じだが、こういう設定は少女小説らしくて好き。ツメが甘い感じはするけどシリーズ化してるので今後に期待。2016/06/09
瀧ながれ
24
社会が変わりつつある昭和初期の京都を舞台に、華族の青年と書生が、子爵家から姿を消した秘書をさがす。耽美で難解な作品かと覚悟して読みはじめたら、語り手である書生くんが庶民的な思考をする少年で、理解できることできないことがわたしにも納得できるので、読みやすく呑み込みやすくおもしろかった。「会えない」で終わってしまったことを、書生くんといっしょに残念に思う。続編もあるようなので、書生くんはいろんな人と出会って、やさしい大人になってください。2015/08/16
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