平凡社ライブラリー<br> 美少年尽くし

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平凡社ライブラリー
美少年尽くし

  • 著者名:佐伯順子【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 平凡社(2015/09発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784582768268

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内容説明

男だけの小宇宙、主従の契り、死と破滅――『色物語』『男色大鑑』などのエピソードから江戸期の男色と色道の美学を軽やかに紹介。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

fseigojp

18
日本の近世文学を理解するために2017/05/06

辺辺

11
非常に読み難い語り口で早い段階で挫折。(←限られてる時間内で挫折せざるを得えない、爆)当時のホダカラさを出したかったら、和語を使えば良いのに、かろうじて現代語に分かり易くして漢字とある程度の外来語を使おうとしても・・・・・・これはむしろ、和語、漢語、外来語、混種語の混ぜすぎて、分かり難くなった感じ。なにがなんだか・・・。後書きのほうが読みやすいのに、本文が残念。△2015/07/01

Moeko Matsuda

7
柔らかな語り口で、非常に面白かった。一気に読んでしまいました。遊女の研究をしているうちに、男色についても調べようと思ったとのこと、私も全く同じ経緯でこの本を手に取ったので、なんだか不思議な気持ちでした。時限的な美しさを誇る美少年達の究極的な自己愛が、武士の武士であろうとする姿の悲壮感と滑稽さとも共通していて、ああなるほどな、と、思うところが多数。恋を自己実現に利用することの是非はともかくとして、おおらかさとストイックさが混在する心模様は、なんとも江戸時代の日本人的というか、なんというか。2015/09/01

なつ

5
「田夫物語」「色物語」「男色大鑑」「葉隠」「仮面の告白」を題材に、男色文化を紐解く。今日ではBLなどがあるけれど、男同士の愛をテーマとした著作物って結構昔からあったんだなぁ。男がいいか、女がいいかの恋愛論戦はなかなか壮大な展開になっていき、視点的にも勉強になりました。男色はおしゃれなものという発想に驚き。2018/10/08

Prussian_Blue

4
「親しみやすい語り口」が時代性を滲ませ過ぎていて正直辟易するのはご愛敬。紹介されている原典を読みたくなります。特に男色大鑑、漫画化されたりもしていますが現代語訳で出てくれないかな。今なら需要かなりありそうですが。2017/06/01

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