集英社文芸単行本<br> 小説工房12カ月

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集英社文芸単行本
小説工房12カ月

  • 著者名:阿刀田高【著】
  • 価格 ¥1,496(本体¥1,360)
  • 集英社(2015/09発売)
  • GWに本を読もう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
  • ポイント 390pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087746921

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内容説明

小説の名手にして生き方の達人が説く、極上の読書術と素敵な人生のレシピ。松本清張、向田邦子の謎に迫った渾身の作家論、自作の創作の秘密から著者の第二の故郷越後の少年時代、混迷する社会と生き方への提言など含蓄深い提言満載。著者が幾多の名作を生み出して来た“小説工房”の扉を開き発信する、目からウロコのエッセイ集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

129
阿刀田さんの最近の作品については結構私も言いたいことがあるのですが、このような作家や読書に関するエッセイはかなり評価しています。これも出版されたのは2004年ですがこれが文庫になっているとは思えません。ただしかしながらほかの書物などで読んだ気がするものがいくつか散見されます。小説を書く際のノウハウなどが結構あるような気がします。私自身にとっても参考になります。2016/10/29

優希

96
知的な刺激を受けるエッセイでした。越後で過ごした少年時代や作家論と自作の創作についてなど、小説の達人ならではの日常が詰まっています。歳を重ねてもなお小説の筆が冴えている秘密を除いたような気分になりました。心地よい口調も好みです。2016/10/25

takaC

38
なるほど、納得。2016/07/24

マカロニ マカロン

10
個人の感想です:B。2002~3年の新潟日報のコラムはじめとするエッセイ集。短編小説の書き方など興味深い。短編の名手として松本清張氏を挙げ、ネタ帳を13冊貯めて、そこからストーリーを組み立てていったとして、『或る「小倉日記」伝』を例に取り上げている。また向田邦子さんの短編小説を日常会話を登場人物の性格付けに上手くからませていると評価し、女性ならではのみずみずしい書き方と激賞している。阿刀田さんは戦前から新潟に一家で転居したため、新潟に知人も多く、その食文化、方言などに共感をお持ちとのこと2022/01/28

巻 物

4
阿刀田高氏の紡ぐ文章が心地よい。温かいロイヤルミルクティーのようで美味しい。チャイのようにスパイシィでもある。2009/11/01

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