新潮選書<br> 芸人という生きもの

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紙書籍版価格 ¥1,430
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新潮選書
芸人という生きもの

  • 著者名:吉川潮【著】
  • 価格 ¥1,144(本体¥1,040)
  • 新潮社(2015/09発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784106037658

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内容説明

かくも傍迷惑で魅力的な人間がこの世にいる愉快。破天荒で見栄っ張りで小心で、しかし藝には拘り続けることへの讃嘆。談志、志ん朝、小さん、勝新、緒形拳、マルセ太郎から談春、昇太、可朝、市馬まで三十人の芸人に捧げる花束。四十年以上芸界を間近で見つめてきた著者が描く演芸人類学的「夢の寄席」!※単行本に掲載の写真の一部は、電子版には収録しておりません。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

fwhd8325

42
ひと頃、吉川さんの作品は続けて読んでいたので、この著作も読んでいた記憶がありましたが、私自身の演芸への知識もいくらか豊富になりましたので、再読です。3部構成ですが、3部のみ初版発行時にご存命の方を取り上げているのですが、この4年でお二人が亡くなられています。演芸評論家という職業は、どう公平に見ても、芸への贔屓は生まれてしまうものなんだと言うことを、強く実感しました。好き嫌いで物事を判断してはいけないのでしょうが、前回には感じなかった少し贔屓の臭いが鼻につくなと感じました。2019/07/19

T2y@

27
“家元”と呼ばれる、談志への愛と思い出が全編に。 高名な落語家、役者のエッセイもだが、大衆演芸人の「粋」ではあるが、どうしようも無いエピソードに、吹き出しつつもしんみりと。 『落語とは、人間の業の肯定』 家元の言葉を体現したか様な人物評はお見事! アクは強いがしかし。2015/04/26

ぐうぐう

17
志ん朝から始まる、故人となった落語家を取り上げる第一部、同じく故人である芸人達を偲ぶ第二部、そして現役の噺家達を語る第三部で構成された『芸人という生きもの』。吉川潮の、芸人を見つめる眼差しの温かさがいい。作家でもあるが演芸評論家でもある吉川は、立場上、ときに辛辣な芸人批評をしなければならないのだが、それ以前に、演芸評論家とは、才能ある芸人を育て、バックアップすることこそが役目だと信じている。一番交流の深かった立川談志より、四代目三木助の項に熱さを感じるのは、そんな吉川の想いの強さの表れだ。(つづく)2015/07/11

Kei

17
起きるのが早いので、日曜日の朝、NHKの演芸番組を観ていて、著者を知りました。(笑)お笑いというよりも、演芸!最近は、聴く方にも知識が必要な面もありますが、難しいことぬきに、純粋に楽しめます。著者の演者に対する深い理解と愛情が、グッときます。2015/07/09

たくのみ

12
「ラッスンゴレライ」「暖かいんだから~」オチもひねりもなく人気者と持ち上げられ、消費されていく若手タレントたち。はたして、本当に「芸人」と呼べる人は何人いるのか。かつて、キラ星のように高座や舞台に存在していた、芸人という生き物。多くは故人となった日本の芸能史に残る人々を書いたエッセイ集。マルセ太郎、東京コミックショウのショパン猪狩、ポール牧、可朝、小朝、小さん…懐かしい芸人のエピソードがズラリ。黄金時代を間近で見てきた、著者しか語れない秘話が楽しめた。2015/06/04

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