新潮文庫<br> マンボウ 恐妻記

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新潮文庫
マンボウ 恐妻記

  • 著者名:北杜夫【著】
  • 価格 ¥484(本体¥440)
  • 新潮社(2015/09発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101131559

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内容説明

文学を志し、家庭は顧みず、結構モテて、わがまま放題。そんな夫にも優しく尽くす、十歳年下の若い妻。ハンブルクで出会って結ばれた二人の新婚生活は、圧倒的な亭主関白モードで始まる。しかし躁病をきっかけにエスカレートした夫の蛮行には妻もブチ切れ、ついに大逆襲に――。淑やかだった妻を鍛えた、壮絶なる四十年の結婚生活を回顧する、愛情エッセイ。『マンボウ愛妻記』改題。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あーさん☆転スラ·薬屋·本好き·魔導具師ダリヤ続々アニメ最高です!!(⁠≧⁠▽⁠≦⁠)

29
これで離婚しないんだ!Σ( ̄□ ̄;)2018/01/22

佐島楓

24
北先生のソウウツのことは存じ上げてはいたが、これほどまでだったとは・・・。やはりご家族に一番心配をかけてしまうものなのですね。奥様が力強いかたで本当によかった。私にはつとまらないだろうな・・・。2013/10/01

ステビア

15
愉快なエッセイでした。奥さんは大変だったろうなぁ。他の本も読みたい。2015/02/04

ばっぱら

8
親しみ易い文章で、なんだか自分が北杜夫になり、年をとり愚痴をこぼしている気分になる。 疲れている時に癒しになる本。2015/08/03

フジコ

8
『恐妻記』なので、さぞ恐ろしい女性なのだろうと想像して読み始めたが、全く違った。 明るく、前向きで、聡明な人だった。さらには、献身的にご主人を支え、忍耐強く、家庭を守り抜かれた奥様という印象。『恐妻』より『良妻賢母』と表現されたほうが正しいと思うくらい。あまり褒めると、天国の北杜夫さんから睨まれそう。素敵なベストカップルで、幾度も笑わせてもらう箇所があり、楽しかった。2012/06/08

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