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内容説明
ファイナンスの教科書はその複雑な理論を説明しようと大部になりがちであった。。本書はそんな問題点を克服する。わずか240頁で、ファイナンスの基本的概念を明解に理解できるよう、丁寧かつ簡潔に紹介する。はじめてファイナンスを勉強する人も、自分の知識を整理する人にも必携の一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
masabi
9
【概要】ファイナンスの基本を手を動かして学ぶ。【感想】将来のキャッシュフローを割引率で割るという基本を債券、株式、企業とその対象を拡張し、最後にポートフォリオのリスクとリターンの算出まで行う。確認問題も解いたが後半の三章は青息吐息だった。微分、確率、統計はテキストとネットを参考にしたが、章と解答ページの往復になった。ギャンブル的な市場に数学を導入することでリスクとリターンの把握が厳密になり、金融業界に数理系研究者やクオンツが席巻したのもさもありなん。図書館で借りたが手元に置いておきたい。2020/10/17
こーすけ
1
フリーキャッシュフローの現在価値の考え方を元に、株式や企業の価値の考え方を説明してあります。その上で、企業の資本構成(負債と資本の割合)の最適化までふれてあります。説明が丁寧で分かりやすいですし、本の後ろ半分は数列、微分、確率の教科書になっていて、数学的な理解とも結び付けられるでしょう。ただ、入門編とありますが、ずぶの素人では難しいです。例えば、6章の設備投資の意思決定は工業簿記一級のレベルです。会計の知識のあるファイナンス素人向け、といえるかもしれません。2011/09/28
Co-bird
0
網羅性は欠けるが、その他の点では入門書として優秀。数学の基本にも言及し、これ一冊でファイナンスのさわりは問題なく学べる。2011/12/28
horihorio
0
理論のエッセンスを理解させるために、ここまで書く内容を絞り切った事に驚き。初心者に説明する際の種本に使えるかな、と。2011/11/05
Hisako Mi
0
本ではなく、教科書といったほうがいい。2011/08/10