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内容説明
人が人である限り、愛情からは逃れられない。人が人である限り、愛情を求めずにはいられない。稀代の絵師・能條純一が様々な愛情の形を紡いだ珠玉の短編集!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
10
人と人との縁を描いた、短編ラブストーリー集。とはいえ、ただの愛の物語ではない。いっぷう変わった設定と展開で、能條純一はオリジナルな物語を披露しようと試みる。その姿勢は大いに買うが、しかしそれが成功しているとは言い難い。能條純一の魅力と言えば、あとさきを考えないハッタリと大風呂敷。その大胆さが、回収を急がねばならない短編という形式には合わないのではないか。なんとも、もどかしい短編集だ。2013/07/03
よしゆき
5
哭きの竜や月下の棋士でしか能條純一作品を知らなかったが、素晴らしい短編集でした。どの話も実写ドラマで観たいくらい。電車で涙こらえるの大変でした。「ラブストーリー」「イルマーレ」「人生讃歌」が良かった。2013/07/18
nutaki
4
絵がとても美しい。細かな背景や小物、影や光まで丁寧で素晴らしい。短編5話、ストーリーはありきたりの感も。『人生賛歌』が一番良かった。2016/03/21
アオイ
1
著者の作品でラブストーリー、しかも短篇かあ、と興味本位で読んでみた。予想以上によかった。私は『月下の棋士』くらいしか読んでいないので、著者の本領がどこにあるのかは明確に判断しきれていないが、素晴らしい作品集だとおもった。車イスの妻にキスをする場面では泣いた。他の作品も構成など、よくできており雰囲気は著者ならではのオリジナリティに溢れている。愛する者のために尽力する男たちの物語。2013/07/05
びあんか
0
書店で見かけ、なんとなく購入。 いかにもビックコミックなマンガ。ひとつひとつ丁寧に描かれていて良かった。 ラブストーリーが特に好き。2013/07/18