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内容説明
交通事故で夫を失った女が夜毎続ける儀式を見守るのは一匹の猫だった…表題作「夜のやさしい手」ほか、日本画家の遺した花の絵に愛の記憶を辿る「花の家」、古代エジプトの女神の名を持つ猫との不思議な交流を描く「女神の末裔」など、生と死のあわいを巧みに描くミステリアスな7つの愛の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
青龍
12
中古書店で購入。最初に波津先生の作品を読んだのは、もう35年前(多分)だなー。一部の作品しか読んでいないけど、時々読みたくなる作家さんの一人です。この短編集は、BLテイストの作品も含まれ、アタリだった。2017/11/05
芙蓉
11
7作の短編集。やはり波津彬子さんの作品が好きだ。「花の家」「会わずに愛して」「にっぽん・ぱらだいす」がすき2018/01/14
ナツメ
2
いろんな雑誌に掲載された読み切りの短編集です。ミステリアス風味・ボーイズラブ風味・コメディ風味と波津先生のいろんなお話が読めます。2008/03/19
ひなにゃんこ
1
★3.5 短編集。ネットの無料公開作品で『雨柳堂夢咄』を何話か読んで面白かったので、図書館で著者の作品を見つけて。ミステリーや幻想的な作品。レディースコミック誌に描かれたものなどを収録していて、『雨柳堂』ほど好みではなかった。やっぱり現代が舞台だとイマイチ乗らない。あと、2編ほど猫が出てきたけど、あまり上手くなかったので気になった。2017/10/16
fukuosaru
1
再読。波津先生のカラーが堪能できて、嬉しい一冊。たまに、無性に読みたくなるんですよね~波津作品。一枚膜の向こうのような頼りなさと切なさや寂しさを感じるミステリーから、一風変わったラブコメ、心に掛かるような淡い想いも大好きな作品たちです。そして、なんと言ってもあの猫の存在感たるや(*´ー`*)バステトが好いです~(*´∇`*)2013/06/16