講談社文庫<br> クリスマス緊急指令 ~きよしこの夜、事件は起こる!~

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講談社文庫
クリスマス緊急指令 ~きよしこの夜、事件は起こる!~

  • 著者名:高田崇史【著】
  • 価格 ¥764(本体¥695)
  • 講談社(2015/09発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062768221

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内容説明

クリスマスに、不思議な事件が発生! 大伴黒主(おおとものくろぬし)の歌が、ダイイング・メッセージとなった事件を解明する「鏡影」。バーでカクテルを傾けながら謎を解き、相談者の心も溶かす「Ks BAR STORY」。調律を誤ったオルゴールの音色が、琴線に触れ、宿泊客の人生さえ変えてしまう「オルゴールの恋唄」など、珠玉の短編集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

瀧ながれ

25
短編集。ダイイングメッセージとして和歌が残されていた、ってんで、和歌の意味やら作者の経歴やらと容疑者のつながりを一生懸命に考えていると、そういうのとは次元が違う理由だったという、人を食ったようなオチにちょっと唖然としました。ナナメな方向に暴走しながらも、最後には謎を解いてしまう、その存在がミステリーな探偵の話も、強く印象に残りました。2015/12/31

藤月はな(灯れ松明の火)

17
クリスマスまで大事に積んでいてやっと読みました!!「鏡影」は「ベーカー街の謎」で登場したあの外嶋さんのお姉様に再開できました。しかも語り部君が「ワトソン」と呼ばれていて弟も男の子にしては珍しい名前のため、そのあだ名で呼ばれているため、弟の顔が浮かびました(実際、弟は女の子の格好も様になります)「K's bar story」は御名方みたいな人ですが粋ですね。怪探偵シリーズはあまりの探偵の世知の知らなさと滅茶苦茶な推理に突っ込みしまくり。「オルゴールの恋唄」は見事且つ爽やかに繋がって「お見事」しか言えません。2011/12/25

きらら@SR道東民

12
クリスマスツリーのように色々なものが鏤められた短編集でした。高田さんらしさが全開で、楽しかったです。2018/12/19

十六夜(いざよい)

8
クリスマスに纏わる短編を収録した短編集。 ハードボイルド、青春、恋愛、コメディタッチと、それぞれ作風が違い面白かった。 QEDの小難しいイメージで読み始めたので、良い意味で裏切られた。2018/04/14

ジョナサン

7
小学生の終わり~中学入学当初まで高田先生のQEDシリーズが大好きで久し振りの高田先生は相変わらずサラサラと読めました。またQED読みたいなぁ・・どこやったかな2014/06/19

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