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内容説明
「いま出版されている戦略に関する書籍は、ほとんどが入門レベルもしくは学術的であり、実務に使うにはかなり距離がある」、また、「コンサルタントの書いた本は、内容はもっともらしいが、ほとんどが本人の経験に基づくものであり、どれだけ汎用性があるか疑わしい」などの読者の声を踏まえ、事業戦略立案に用いるフレームワークやコンセプト、そして基礎知識について満遍なく網羅した、実際の実務に使える一冊だ。本書の大きな特徴は、アカウンティング、マーケティング、ファイナンス、経営戦略などの項目を統合した点にある。それぞれの専門書は多く出ているが、それを繋げ、体系的に解説した本はこれまでない。著者は、英国国立ウェールズ大学経営大学院MBAプログラム教授であるとともに、経営コンサルタントでもあることから、事業戦略の重要なポイントをとてもバランスの良い視点から網羅している。ありそうでなかった、事業責任者必携の一冊だ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
marusan
1
内容的にはバイブルというだけに、定石で、中小企業診断士のテキストに近い。事業の収益構造の機能分析図が目新しく利益率のサブドライバーを視覚化するのに役立った。戦略リテラシーを高める一冊。2017/02/12
かわチラ
1
新入社員、中途メンバーや若手コンサルタントから、『経営コンサルとしてまず読むべきは何ですか?』と聞かれることが多いが、コンサルの現場で経営戦略を使うことを想定した場合、私は本書をお勧めする。 数々の経営理論をここまで分かり易く、かつ美しく整理してくれている本は希少。個々の理論は専門書をあたって掘り下げる必要があるが、エッセンスを掴んでコンサルの現場で手っ取り早く使えるようにするためには最適だと思う。2016/01/16
RNDMN
1
すごい本! 事業部長クラスに必要な、戦略を中心にマーケティング、財務、会計に関するフレームワークや知識を網羅的かつ有機的にまとめあげ、実際に施策の立案に利用できる形にまとまっている。 色々な本を読んできた人は、それらを総ざらいし、一つの体系として捉える事ができるようになると思われ、この本から入っても理解できる形にまとまっている。 手元においておきたい。2014/12/10