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内容説明
まだ見ぬ美食を求めて欧州を巡る旅に出た。
パリのビストロ、ローマのトラットリア、モスクワの農園、クロアチアの食堂……。『イベリコ豚を買いに』『食の達人たち』『サービスの達人』などで知られる人気ノンフィクション作家が巡る、ヨーロッパ20都市、美食の旅。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
penguin-blue
36
いわゆるメニューを逐一紹介する美食紹介本ではなく、ヨーロッパを旅した時にどういう過ごしてどう人と関わったら楽しく食事ができて、おいしいものにありつけた、という内容。その分、食事全体の描写はややうすめなので、各地の名物料理を詳しく知りたいとか、自分が食べた気持ちになりたい、という目的には不向き。ただ、筆者と一緒にテーブルを囲み、ボトルを並べて旅の話を聞いたらきっと楽しいだろう、と思う。薀蓄いっぱいの旅好きのおやじの話を拝聴する、くらいの読みかたでいいと思う。ロシアの夏のスープはぜひ味わってみたい。2020/06/08
izumi
35
ローマで水を汲む、私もやった。冷たくて美味しかった。オーシャルパンティエはパリの良い想い出。お店のお兄さんがイケメン。昔貰ったマデイラワイン、まだ飲めるのだろうか。白ワインを入れたお風呂は贅沢。いつかあのグラタンを作りたい。リキュールを浸した角砂糖を食べてみたい。帰国前日に小旅行とは斬新。ペリエジュエのベルエポック、憧れる。普通の瓶のしか飲んだことないから。上質な紀行文の書き方は恋人へのラブレターのように書くこととは興味深い。少し前に読んだ和辻哲郎のイタリア古寺巡礼は奥様に向けたものだが、確かに良かった。2015/11/12
てくてく
8
食と旅行に関する大人向けエッセイという趣。書かれた時期も場所もばらばらで、あとがきによれば10年ほどかけてまとめられたものであるらしい。最後の方には、旅に持参する本、写真撮影、旅で本をまとめるための著者の工夫ないし心がけも書かれていて、隙間時間に読むのに適していた。2016/09/19
Good Tomorrow
7
イタリア・フランス・スペイン・ドイツ・ポルトガル・イギリス・ロシア各地、19都市の食にまつわるお話。ワイン多め。食が中心というより、そこに関わるヒト中心のお話。紀行文ではなく、エッセイ集のような感じなので、気になったお話を読んで旅行気分✈️。海外との自由な往来は、まだしばらくかかりそうなので…。旅行したいなぁ…2021/08/28
niz001
6
う~ん、予想以上に「食」部分が少ない。2015/09/08




