幻冬舎単行本 生き延びるための地震学入門

著者名：上大岡トメ【著】/上大岡アネ【著】

幻冬舎（2015/08発売）

• ISBN：9784344020238

内容説明

「水、食料、防災や耐震も重要。でもさらに必要なもの、それは正しい『知識』です」
ご存知上大岡トメと、地震学博士のアネ（姉）が教える初心者のための地震学。
日本に住んでいる限り、地震は必ずやってくる。これは、避けられない。では、サバイバルするためには何が必要なのか？　水、食料、防災や耐震は、もちろん重要。でも、もっともっと必要なもの、それは正しい「知識」です。「知識」はなにより大きな備えになる！！　ベストセラー『キッパリ！』の著者上大岡トメが、実姉の上大岡アネ（京都大学大学院理学研究科准教授・地震学）に聞きたいことを聞きまくり、とことんわかりやすくマンガ化、図解しました。「地震はどうして起こる？」というもっとも基本的な疑問から、「いったいこれからどうなっていくのか？」という考察まで、生き延びるための知識（＝地震学）を一所懸命まとめました。「わからない」で終わらせないための、初歩から学ぶ地震学。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[美登利]

上大岡トメさんの本を検索していて、手に取った本。トメさんの実姉は地震学の研究者でした。東日本大震災の後それほど月日をおかずにかかれた本です。どう生き延びるか？ということは、とにかく津波の可能性が有る場合は高い所へ逃げること！これだけ。地震が起こるメカニズムや、予知ができるか？プレートに関する地学的なことが多くて、結構難しいし、イラストが無かったらさっぱり分からないと思います。一般人の疑問として、トメさんがアネに質問していますが、それもかなり難易度高いです。実際には予知はとても難しいことだけは分かりました。

2016/02/24

[run]

図書館入口の防災コーナーにあったので、サバイバル本かと思って借りたら学問だった。読みやすいけど、難しい部分も。お姉さんのあとがきが良かった。巻末のホームページのリスト、参考にしたいのになぜこんなに小さい字なの！「自分でも調べよう」と言ってるのにー…と、ちょっと憤慨。

2015/09/08

[絵具巻]

文京区立根津図書館で借りました。

2016/05/16

[かなさん]

地学を勉強したいなーと、ブラウジングしていて、見つけた本。キッパリ！のトメさんだから取っつきやすいかな？と。・・・けっこう難しかった……。会話文なのでわかりづらいところ多々あるし。マンガやイラストは分かりやすい！この本は東日本の震災後すぐ出たので、あれから8年たって、毎年のように地震がある今、同じテーマで書いてほしいかな。あれから何が変わって何が変わってないか。読みたい。

2018/11/04

[ひま]

TwitterのTLで、すごいオススメされてて、思えばどっかの編集さんだったな。出来たら、全部漫画で読みたかった。文章の対談形式は、アネさんのちょっと妹に対して冷たい感じとか、（笑）とかが気になった。あと、基本的にわかりにくい。コンニャクで例えられても？？東日本大震災は、二人とも、直接体感してないし。（京都は震度3だったみたいだが）ただ、情報は開示されていること、そういうサイトがあることは、役に立ったかなー。あと、火山と温泉のある国には地震ありですよ。ヨーロッパに地震がないって質問してるトメさん(･･;)

2013/10/28