内容説明
鋼鉄の浮かぶ城、全22艦。世界最強、不沈艦と称された旧帝国海軍の強者たち。
日本の命運を賭して奮戦した、栄光と悲劇のメモリアル
「大和」「武蔵」に始まる日本の戦艦の名前は、すでに失われた歴史上の事実にすぎない。しかし、明治維新以降、日本の近代化の中にあって戦艦の果たした役割は小さなものではない。呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)館長の戸高一成氏、軍艦建造の歴史に詳しい畑野勇氏による、日本の戦艦を知るための入門書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鯖
12
某ブラウザゲー5周年ということで、ゲーム始めた日に用語というか、装備も艦名もなんもかも分からなすぎて、手に取った一冊を再読。戦艦はタマ打って、空母は飛行機が飛ぶくらいしか分からなかったから…。写真や図表が多くて分かりやすい。読み返すと戦局の流れや用語など分かるところが増えてきてるなあとしみじみ。しかし以前も思ったけど、最期の〆に、軍に転用された商船の図表だけ何の説明もなく載ってて、1150隻が米軍に沈められて、米軍の潜水艦を56隻沈めたとだけあるのはその背景まできちんと説明いれるべきだと思う。2018/05/13
アッキー
2
今年は、このような企画ものが多々見られます。乗り物好きなので、興味本位で図書館から、借りました。呉市にある大和ミュージアムの館長が、わかりやすく解説されてます。戦艦から戦争の愚かさも痛感しました。2015/09/19
まなぶ
1
戦艦に少し興味あったので本書を選んでみた。 戦艦「日向」の項目で兵員一人あたりの居住面積が狭いせいでストレスによるイジメや体罰が多かったとか等の裏話や海軍の隠語などは今でも使えそうな言葉があり興味深かった。 戦艦関係の話なので普段目にすることのない漢字に対して読み方が分からずそこはルビが欲しかった。 一度大和ミュージアムに行きたいですね。2015/10/08
Eiji Nanba
0
艦これ関連本、ということで読了。読むほどに当時の日本の技術力の高さに感銘を受け、同時に「この技術力を他で活かせなかったのか?」と残念な気持ちになる。今後の日本で、こういった艦艇を造るためだけに技術力が高まっていきませんように。2018/10/20
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