光文社文庫<br> 壺の町

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光文社文庫
壺の町

  • 著者名:望月諒子
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 光文社(2015/08発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334769246

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内容説明

神戸の住宅街に住む古畑夫妻と娘の香が、生きたまま焼かれるという猟奇的殺人事件が起こった。香の夫で勤務医の雅貴にはアリバイがあり、香の不倫相手の水嶋周平が参考人として調べられる。自らの無実を明かすため真相を探り始めた周平は、やがて古畑が阪神淡路大震災前に地上げに加担していたという秘密の過去にたどり着く。残忍な事件に隠された驚愕の真相とは!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

GAKU

46
基本的には面白かったが、事件の真相、殺人の動機等ちょっとどうかな?と感じる部分が多々あった。木部美智子シリーズの方が良かったです。 2019/10/03

ふみっち

5
面白く一気に読んだが、あえて言うとラストに来てくどくなってきたかなあ。香の不倫相手の周平に犯人探しさせているんだけど、なぜ彼が?と思ったりした。もっと彼が警察に疑われるとかしているのなら緊迫感が出て良かったんじゃないだろうか。でも彼が不思議に思う古畑家の過去や謎は、読んでいる方も何があるのかと引きつけられる。また警察の近藤がいい味出しているんだけど、なんか中途半端。彼をもっと活躍させるとかしたら良かったなあ。2015/08/30

dra-wrappin

2
ミステリィ要素より、人物描写が丁寧で惹かれた。ただ、ちょっと冗長かな。2024/01/08

波切

2
手足を切断されて、動けない状態で放火されるという残酷な事件から始まります。犯人は前半で推測できてしまうんですが、神戸の街の呪縛が背景にあり、なるほど、壺の町とはそういうことか。著者特有の文体で生々しく読める一冊です。2016/09/10

小春日和は秋

1
うーん残念ながらはまらなかった。2017/10/16

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