立東舎<br> しゃべくり漫才入門 - ボケとツッコミの基本、ぜんぶ教えます

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立東舎
しゃべくり漫才入門 - ボケとツッコミの基本、ぜんぶ教えます

  • ISBN:9784845626328

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内容説明

お笑い芸人養成学校の授業をまるごとパッケージ。あなたも漫才師になれる!
二人で話をするだけなのに、爆笑の渦を巻き起こす「漫才」。お笑い好きなら、どうやって漫才ネタが作られているのか興味があるのではないでしょうか? 本書は、2008年に発売した『漫才入門』のコンセプトを踏襲しつつ、新たに大阪・放送芸術専門学院のお笑いコースでの特別授業を収録した最新系の漫才HOW TO本。昨今主流のスタイルである「しゃべくり漫才」を作ることを主眼として、お笑いセンスの身に付け方から、漫才ネタの作り方、演技の仕方、売れるためのヒントまでを丁寧に解説します。さらに、お笑い芸人のオーディション「ネタ見せ」の様子や、実力派漫才師ナイツと本書の編者である元祖爆笑王の特別鼎談も収録。立体的に漫才の作り方を知ることができます。お笑い芸人志望の人はもちろん、学園祭や宴会で漫才をやってみたい人にもおすすめです。

目次

■第一章 漫才師になるための心得
■第二章 漫才作りの準備と基本
■第三章 ネタ作りと台本構成
■第四章 演技/売れるためには
■第五章 ネタ見せ実況中継
[特別鼎談]ナイツ×元祖爆笑王

◎前作『漫才入門』とどこが違う?
前作では、アンタッチャブルやサンドウィッチマンに代表されるような、漫才中に役になり切った芝居が展開される「漫才コント」の作り方をメインに構成していました。対して本書では、ブラックマヨネーズやウーマンラッシュアワーが行っているような、話芸のみで勝負する「しゃべくり漫才」の作り方を紹介しています。また、最近のテレビ番組の傾向を踏まえ、世間に自分たちを売り込むための効果的なアドバイスも掲載しています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

37
著者のことを知らなかったもんで著者名の地雷臭やばいなと思ったけど大丈夫だった。笑いの基本は「フリ・オチ・フォロー」このフォローで初めて笑いが生まれるということ。漫才に置き換えるとオチがボケ、フォローがツッコミ、フリは何かというとキャラクターとのこと。なるほどキャラクターをどう印象付けるかも重要なのだな。その点、コンビの新たなキャッチフレーズを講師が生徒に提案していたがこれは全くセンスを感じなかった。しかしまあ笑いについて体系的に学ぶ機会なかったから新鮮で楽しかった。2023/05/28

jjm

6
物理的、精神的に健やかに生きるために、医学、社会福祉、宗教等の他に何があるか考えた場合に、「笑う」ということがあると思い、本書を手に取る。緊張と緩和の差が笑いを生むというのは、桂枝雀さん「らくごDE枝雀」にもまったく同じことが書いてあった。結局のところ起承転結の構成は必要であることや、笑いと怒りは似た感情であり、ボケの感情が入っている方が笑いが大きくなるとか。冒頭の自分の興味ない分野を特に知るとか新聞を読むべき、というのはまったくその通りと思った。2020/09/09

わえ

6
漫才の構成について知ることができた。/緊張と緩和は笑いを生む基本。/ネタを探す・考えるとき、「好奇心を旺盛にすること」「アンテナを張ること」「オリジナリティ」が大事。これは、研究をする時の心構えと共通するのだなあと思い思い読む。/話題を考える時は「テキドニセイリシ」を意識。2019/03/23

のり

5
お笑い芸人養成学校で行われた漫才の特別授業。知らない言葉はすぐに検索。浅く広い知識の中に、一つ詳しいものを持つ。トークが弾む魔法の言葉「テキドニセイリシ」テ:天気、キ:気候、ド:道楽(趣味)、ニ:ニュース、セ:性(恋愛、異性)、イ:田舎、リ:旅行、シ:仕事。笑いの基本は「フリ・オチ・フォロー」緊張と緩和の落差があればあるほど笑いになりやすい。ひとつの漫才にいろんな種類のボケを入れた方がいい。ネタは自己紹介のようなもの。バラエティ番組でただ楽しく見ていた漫才ですが、どのように作られているのかわかりました。2016/07/18

乙郎さん

4
こういった本を読んでると芸人志望と思われるかもと恥ずかしいけど、単なるお笑い好きです。読んでいて、例えばテーマに沿ったボケを沢山作ってそれを並び替えるというのは実践的と感じたけれども、ただ一方でここで書かれたことをセオリー通りにやってM-1で3回戦以内に落ちているコンビ沢山見ていると、お笑いの残酷さも浮彫になる一冊だった。あと最後に出てきたアマチュアコンビの大半がコント漫才…。2023/11/26

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