あるようにあり、なるようになる 運命論の運命

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あるようにあり、なるようになる 運命論の運命

  • 著者名:入不二基義【著】
  • 価格 ¥2,640(本体¥2,400)
  • 講談社(2015/08発売)
  • ポイント 24pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062195751

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内容説明

「すべての出来事は、あらかじめ決まった因果関係により、必然的に起きている!」 というのが運命論者である。そんなバカな、と思うか、そうかもしれないと納得するか、人類は運命論・反運命論に分かれて論争してきた。これは、じつは、過去・現在・未来を問い直す時間論であり、因果関係を見直す論理の問題でもある。運命論をスリリングな哲学として展開する快著!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミズグ

9
あるようにあり、なるようになる。私の人生指針になる言葉となった。2016/01/04

オブ犬

1
運命論というものを論理的、哲学的に考察した一冊。ちょっとボクには難しく追いきれなかった。ロンドン空襲や自分の人生が書かれている本など、具体的な挿話のようなものは興味深かったんだけど。最終的な結論も曖昧にごまかされた感があるが、ちゃんと論を追えば納得できるのか…?2016/05/11

飛燕

0
運命論も反運命論も、運命(まさにこの現実)を論理(言語)、様相、時間によってうまく捉えることができないが、その捉え損ねの反復運動が運命である。みたいな感じ?2017/12/18

monado

0
入不二基義の著作の中でも、よくわからないというか、語りえぬことを語ろうと頑張っている感がある。特に中盤の論理展開は積立が多く難解。エピローグまで読むと一瞬晴れやかな気持ちにはさせられるが、論理と論理の中間の論理という摩訶不思議な結論にもやもやする。2015/12/01

tanukiarslonga

0
運命論というのも言葉をもって生まれた人間の運命なのか。読んでるうちに不思議な感覚に襲われる。 2015/11/26

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