戦国大名 県別国盗り物語 - 我が故郷の武将にもチャンスがあった!?

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戦国大名 県別国盗り物語 - 我が故郷の武将にもチャンスがあった!?

  • 著者名:八幡和郎
  • 価格 ¥750(本体¥682)
  • PHP研究所(2015/08発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569763392

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内容説明

天下人となるチャンスが誰にでもあった動乱の時代に、我が故郷の武将は一体どうしていたのだろうか? 応仁の乱ののち群雄割拠する有力大名や、信長・秀吉・家康による天下統一だけが“戦国”ではない。地方各地に目を向ければ、自家の存亡を賭けて勢力拡大を目指した武将たちのドラマが見えてくる。本書は、室町幕府以降の全国各地の武将たちの野望と動向を、勃興期から47都道府県別に調べ尽くした一冊。「京都:足利一門では傍流だった細川家の出世」「山口:陶晴賢が大内氏を滅ぼしたのではない」「鹿児島:島津氏が頼朝の子孫を称する意味」「千葉:房総半島では意外に新参者の里見氏」「茨城:古河が関東の首都だった理由」「宮城:伊達藩家老は東北の名族だらけ」「愛知:名門織田家と用心棒稼業の松平家」など“それぞれの戦国時代”を克明に描き出していく。そこから導かれる「国盗り」から「天下取り」への条件とは? 戦国ダービー、いざ開幕!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BIN

4
国盗り物語というと斎藤道三みたいに成り上がりが県別に居たのかと思わせるが、他国への侵略や国替え等も含まれている。各県について室町初期の守護からの変遷が書かれていて戦国大名だけが扱われているわけではない。また武田信玄など天下人に成れたかもしれない人物に対してたらればで考察したところもあり、なるほどと思わせるところはある。佐々成政の越中での善政ぷりがスルーされたのが個人的には痛い。信長の野望をマニアックなゲーム扱いとは・・・2015/10/28

黒猫

4
この本は、全国の戦国大名の天下取りの可能性を研究し考察しているところが面白い。また戦国時代を俯瞰しているため非常に良い意味でマニアックである。良い意味で(笑)また、信長などは実際には伝統を重んじ過去の歴史から学ぶことにかけて天才であった。などなるほどと納得させられた。信玄が上洛していても天下は取れなかった。何故ならば~。といったロジックも読みやすい。戦国時代を俯瞰しなければ戦国時代好きとは言えない!ちなみに私の贔屓大名北条氏は天下取れなかったみたいだな~。まあ、仕方なしか~(  ̄▽ ̄)2015/10/18

カモノハシZOO 

0
知らないことばかり、読んでもすぐ忘れる。2016/08/07

ぼいど

0
んー、まぁ仕方ないのかもしれないけど物凄く詳しく色々書いてる県と、さらっと流してる県があるんだよね^^;何となくこの人の思い入れの強弱がそのまま本になってる気がしなくもないというか。あと、各都道府県末につけてる戦国観光案内は、全般にもうちょっと突っ込んでほしいな。 目新しい話は少なかった気もするけど、戦国時代の諸々の結果として東海地方出身者が勝ち組に集中してるってゆーのは、そーゆー見方したことはなかったので着眼点として面白いなと思いました。2015/10/04

what

0
織田信長や豊臣秀吉、武田信玄、上杉謙信といったメジャーな戦国大名だけでなく、都道府県単位でマイナーな人物にもスポットがあてられているのが面白い。日本史の予備知識があれば一層楽しめそうだが、なくても十分楽しめました。2015/10/04

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