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内容説明
日本を代表する経営者の稲盛さんが、若い人に伝えたい生き方・考え方。本書はNHKBSの番組「100年インタビュー」で語った内容を、中学生から読めるようにまとめたものです。鹿児島生まれの稲盛さんは、一中(現在の県立鶴丸高校)の受験に失敗。制服姿の同級生に苦しくみじめになりますが、結核にかかり翌年も失敗して私立中学へ。その後、猛勉強して大阪大学医学部を受験するも、またもや不合格。家庭の経済事情で浪人できず、地元の大学で一生懸命勉強しますが、卒業時は超就職難。やっと入った会社はつぶれかけ、という挫折の連続。しかし、とことん研究に打ち込み、成果をあげ、その後、自ら興した「京セラ」「KDDI」を世界的企業に育て上げました。勉強や仕事の結果=考え方×熱意×能力という方程式を説き、協調性、善意、思いやり、正直、真面目、努力、感謝などの「前向きな考え方」が幸福のカギという、生きていく上で大切にすべきことを伝えます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
それいゆ
61
私は稲盛さんのJAL再生の話を読みたい。この本には、わずか20ページほどですが載っています。JALフィロソフィーが少しだけ紹介されていますが、もっともっと具体例を知りたいです。どこで読めるのでしょうか?2015/05/15
モリー
54
奮い立たせる言葉あり。良い本に出会えた。2023/02/09
リョウ万代ホーム施主|貯金おじさん
23
稲盛さんの過去の本と比較し大きく目新しい点は有りませんが、何となく読み易い内容となっています。能力×熱意×考え方の公式はいつ見ても勉強にになります。2016/01/22
hamao625
19
京セラ、KDDIさらには日本航空の会長になる著者。確かに考え方が素晴らしい。社員の物心両面の幸福を追求すること。仕事を好きになること。世のため人のためになること。素直になること(自分自身の至らなさを認め、そこから努力するという謙虚な姿勢のこと)。そして感謝の気持ちを忘れないこと。家族の支えに感謝すること。人生を決める3つの要素。人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力。熱意=誰にも負けない努力。さらに大切なのが考え方。利他の心を忘れずに。何があっても「感謝」の気持ちを持つという大事な事を教えてもらいました。2015/07/04
yukiko-i
17
インタビュー形式で、子どもにも読みやすいようにまとめられています。働くこと、経営することは大変だけど、ひたむきに、真面目に取り組めばいつか結果がついてくるとポジティブな気持ちになりました。2016/09/30