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内容説明
『鉄子の旅』でブレイクを果たした「初代鉄子」こと、菊池直恵が描く、“鉄子以前”の短編集!!瑞々しいデビュー作『ポチ』から、表題作となった凹凸相互乗り入れホームコメディー(?)『行徳駅下車』、青春の眩しさと切なさを描いた秀作『杏日和』、初のホラーミステリー挑戦の意欲作『冬の一番寒い日』まで、温かさと冷静さを併せ持つ菊池漫画の原点が垣間見える一冊となった!!作家直筆の前書き(言い訳?)及び、各作品への解説など、作家のサービス精神も随所に観られて楽しさ太鼓判!!
――あなたが『鉄子の旅』を読んで私のことを知ってくれたのなら、まずツッコんだことでしょう。「『行徳駅下車』!?『鉄子』で散々鉄道にキョーミないって言ってたのに、その前から鉄道マンガ描いてんじゃん、キクチ!!」と(笑)。言い訳をさせてもらうと、車のなかった菊池家で、鉄道は移動手段として当たり前に利用するなじみのものでした。ですから私も、キャラが遠くへ移動する、などの場面では自然と駅や電車が浮かびます。さらに、それが出会いや別れが絵になる場所となれば――(前書きより抜粋)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kokada_jnet
3
「鉄子の旅」ブームで企画されたんだろうけれど、封印しておけばよかったのに。習作としか呼べない作品たち。ただ、もっとも最近作であるブラックな短編「冬の一番寒い日」は話・絵柄ともよかった。漫画家さんて描き続けると上手くなるもんだな。2010/11/21
甚内
0
「鉄子の旅」の印象から、エッセイマンガみたいなものを想像していたら、普通のマンガがでてきたのでびっくり。表題作は続きが読んでみたいと思いました。2014/02/22
緑虫@漫画
0
これはきっつい! 古い国友先生みたいな絵柄のほんっっとうに愚にもつかないラブコメ。これでこの値段はぼったくりと言う他ない。2010/10/12
ikki
0
出て来たので登録。「鉄子」とずいぶんイメージが違いますね。平成の「めぞん一刻」をめざすという心意気がだいすきっっす。2010/06/08
むらて
0
青さもあるけどそこがまた良かったです。ただこの値付けだけはどうかと思うんですけど、小学館さん?2010/03/17