双葉文庫<br> 一両列車のゆるり旅

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双葉文庫
一両列車のゆるり旅

  • 著者名:下川裕治【著】/中田浩資【著】
  • 価格 ¥616(本体¥560)
  • 双葉社(2015/08発売)
  • 盛夏を彩る!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~7/28)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575714364

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内容説明

夏の北アルプス、吹雪の日本海、里山の無人駅――超ローカル線の車窓をぼーっと眺め、昭和の名残漂う駅前旅館に泊まる旅。JR地方交通線「身延線・大糸線」「水郡線・只見線」「日田彦山線・久大本線・豊肥本線・肥薩線」「鳴門線・牟岐線・徳島線・予土線・内子線」「陸羽東線・陸羽西線・五能線・津軽線」「留萌本線・宗谷本線」のほか、台湾・韓国のローカル線と駅前宿の旅コラムも収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホークス

26
乗客の少ない地方交通線は1〜2両で走る。「各駅停車に乗る鈍鉄」「車内や駅でぼんやりするぼん鉄」の著者には有難い。冷房のないディーゼル車は窓を開けられるし、横にもなれる。こんなのんびりした旅も良いが、不採算故に本数は少なく無人駅も多い。常に存続の危機である。今回著者が泊まり歩く「駅前旅館」の現実も厳しく、多くが廃業した。おばあさん一人でやっている所も多い。その居心地の良さ、安さ、歴史を賞賛する著者の口調にも不安が滲む。こんな旅も今が最後のチャンスかもしれない。旅を良く知る著者の朴訥とした語りが魅力的な一冊。2018/02/25

岡本匠

11
下川裕治にしては珍しく日本国内を旅した本(沖縄の本は多いけれど)。でも相変わらず何故こんな旅を?といった感じ。JRの地方交通線に乗り、駅前旅館に泊まる旅。いい感じ。自分も年に1回友人と青春18切符の旅をするけれど、行ってみたくなった。特に四国が良さそう。2017/01/21

ryuetto

10
いつもアジア旅行記を書いている筆者が、国内のローカル線を旅した記録。 幹線と地方交通線とか、そんな分け方があるのも初めて知ったし、ディーゼル車と電車の違いも初めて知った。ディーゼル列車は雪に強いけど、電車は弱い。雪国では、平気でJRが動いているのに、何で都心の電車は、ちょっとの雪ですぐ止まるのかと思っていたけど、それも理由のひとつだろうか? と思った。 地方のローカル線を支えているのは、高校生と鉄オタのみ。せっかく列車が動いているのなら、もっとうまく活用する方法はないのだろうかと、考えてしまう。2015/10/28

ゆうへい

6
タイトルと写真を見て買いました。地方のローカル線を乗りつくしていき、その降りた駅の旅館で宿泊します。その旅館でのエピソードや旅先での出会いも綴られていて興味深かったです。また、所々でその章に基づいて台湾や韓国のローカル線旅と駅前旅館のコラムもあります。ただ、地図や辿ったルートがあればもっと印象的でした。文章も何か好不調の波がありました。ただただそこで見た情報や何時にどこを出発した事しか書いていなかったです。ローカル線の旅の味わいは形としては成り立っていますが、面白味はあんまりありませんでした。2020/03/31

やすべえ

6
下川さんの本は昔アジアの旅行記で面白かった記憶があり購読。今の地方交通線は本当に厳しいんだと認識しました。でもそんな旅もいいかもですね。2015/06/24

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