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内容説明
辞書・辞典・事典・図鑑。これらは、生涯をかけて読まれるべき面白い「本」。いまやネットでなんでも調べられるが、そこで得られる知識は、入力したキーワードから予測される範囲の事柄にすぎない。一方、辞書や事典を読むのにキーワードはいらない。適当にページを開けば、必ず知らない何かが記載されており、思いもよらなかった知識を得ることができるのだ。本書ではこうした本を「事典」と定義づけ、おすすめの56冊を紹介する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
287
ヤバい辞書普通に万単位の値段があるのに、欲しくなってしまう。辞書って確かに眺めているだけでも面白いなと思う。この本が危ないのは購買意欲を掻き立てられることだな。2015/08/20
KAZOO
143
辞書・辞典・事典などについての様々な読み方を示してくれています。私は自己紹介に書いていますように辞書フェチで、様々な辞典・事典を読んだりしています。それでもここに紹介されているようなものにはまだ未読のものが結構あります。教養というよりも本当に知識を増やすためというか確認の場合が結構多いように感じます。まだまだ楽しみが増えそうです。2016/03/12
kimi
59
「読まない辞典」が特に見てみたいです。2016/01/21
matfalcon
49
とことん調べる派のオレとしては、自分で辞(事)典、それも紙の、を引いてみるまでは納得しない。10年以上前のImidasが捨てられない。かくして、オレの部屋は事典、辞書で足の踏み場がない。とくに最近はゴミの日に捨てられているのをサルベージする日々。巻末のリストはちゃっかりエクセル。2017/07/06
Nobuko Hashimoto
47
面白かった! もっと事典をビジネスに活かせ!的なノウハウ本かと思ったが(そうした記述もあるが)、むしろ純粋に「読んで」楽しもうというスタンス。事典の書評集という感じ。一冊一見開きで、表紙と中身の一部の写真あり。新書版とのサイズ比較も載っている。案内文にはクスッと笑える表現がたくさん。『城のつくり方図典』の冒頭、「これから城を建立する予定のない人にもおすすめ」なんて電車でニヤニヤしてしまった。普段興味のない分野の事典も含め一気に読み切ってしまった。思わず何冊か買いたくさせる文章力、すごいなあ。2016/06/08