内容説明
「岡山の文化財」について、文化財がもつ普遍的な価値、本質について、丁寧にわかりやすく解説しています。著者は岡山県の文化財研究の第一人者である臼井洋輔氏。著者は長年の文化財研究の成果から、当時の作り手の信条や情熱を推しはかり、現代人に学び取れることは何かを記述しています。
今回の内容は「工芸・史跡」編。工芸品では備前刀、吹屋ベンガラ、赤韋威鎧など、史跡では楯築弥生墳丘墓や造山古墳、尾上車山古墳などは、ぜひ読んでおきたい内容になっています。小学生から高校生、広く一般の方まで読みやすいようにと、豊富なカラー写真や図版を掲載し、難しい漢字にはふりがなをつけています。岡山の文化を知るには必読書。