内容説明
耕作放棄地として手付かずで、荒れ放題になってしまった美作市上山の千枚田。この荒れた棚田の村に、都会で働く人たちがコツコツと3年間続けて通い、棚田を再生してしまった! 本書は、「楽しい事は、正しいのだ!」を合い言葉に、棚田を際せしてしまった彼らの活動の物語。過疎地、田舎、山の中でも楽しいし、読めばゼッタイ「やる気」出てくる! 吉備人出版創立15周年記念公募作品最優秀賞作品。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かな
1
岡山県美作市の限界集落、上山集落は高齢化に伴い、棚田は荒れてしまっていた。しかし、田舎暮らしをしたいという一人の大阪人・静幹さんの来訪がきっかけで、事態は一変する。「英田上山棚田団」を立ち上げて、大阪から農業をしたい人を集めて、交通費は自己負担で、月に数回、上山の農業の手伝いに行く。手伝いに行くのも凄いし、草刈り水路の掃除田植えの掃除をしんどいと言いながらもみんなとすると楽しいと、実際に今も継続して支援しているのが凄い。私もこんな風に、しんどい作業も楽しみながら、何かを生み出せる人になりたい。2019/08/15
ユウキ
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~したい。で終わりでなく、実行し動くことの大切さと 希望が見つめられる素敵な本でした。 2014/12/27
ユーリ
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岡山県の限界集落の棚田復活の話。大阪拠点の協創LLPメンバーの田舎暮らしをしたい人たちが中心に、ボランティアを集めて美作市上山ので耕作放棄地と化していた棚田を復活させた。夢膨らむメンバーに地元のじいちゃんばあちゃんが「おまえら好きにしたらええがぁ」って寛容に手伝ってくれるのがすごくいい^^ これからの里山再生の都市から人を連れてくる先行事例になってほしい!2013/11/05
Ishikawa Yuka
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やべーなく本じゃないのに、泣けた。上山絶対行く!