ふしぎなメルモ 手塚治虫文庫全集

著者名：手塚治虫【著】

講談社（2015/08発売）

• ISBN：9784063738988

内容説明

天国のお母さんがひとり残されたメルモちゃんを思い、渡してくれたのは青と赤のキャンデー。これはひとつ食べれば10年も年をとったり、若がえったりする魔法のキャンデーだった！　かわいいメルモちゃんがピンチのときにはキャンデーを食べて、ピンチを一発解決しようとするが……!?　児童漫画の名作「ふしぎなメルモ」ほか「海のトリトン　絵本版」、「ワンサくん」など他5編を収録して贈る、ファン待望の1冊！　＜手塚治虫漫画全集収録巻数＞『ふしぎなメルモ』（手塚治虫漫画全集MT280『ふしぎなメルモ』収録）/『ぽっかち』（手塚治虫漫画全集MT380『ワンサくん』収録）/『カンパチ』（手塚治虫漫画全集MT325『夜よさよなら』収録/『パンサーを探せ』（手塚治虫漫画全集MT325『夜よさよなら』収録）/『ワンサくん』（手塚治虫漫画全集MT380『ワンサくん』収録）/『海のトリトン　たのしい幼稚園版』（手塚治虫漫画全集MT380『ワンサくん』収録）/『チッポくんこんにちは　絵本版』（手塚治虫漫画全集MT317『チッポくんこんにちは』収録）/『チッポくんこんにちは　二年の学習～三年の学習版』（手塚治虫漫画全集MT317『チッポくんこんにちは』収録）　＜初出掲載＞『ふしぎなメルモ』（『ママァちゃん』を途中から改題）1970年9月号～1972年3月号　小学一年生連載，1971年5月号～1972年3月号　よいこ連載/『ぽっかち』1969年4月号～9月号　小学一年生連載/『カンパチ』1974年4月号～1975年3月号　かっぱしんぶん連載/『パンサーを探せ』1979年1月1日　毎日小学生新聞掲載/『ワンサくん』1971年10月号～1972年2月号　てづかマガジンれお連載（未完）/『海のトリトン　たのしい幼稚園版』1972年5月号　テレビマガジン掲載，1972年5月号～9月号　たのしい幼稚園連載/『チッポくんこんにちは　絵本版』1973年3月20日　学習研究社刊/『チッポくんこんにちは　二年の学習～三年の学習版』（※正式には『ちっぽくんこんにちは』文庫版は改題）　1973年7月号～1974年6月号　二年の学習，三年の学習連載

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ゆーかり]

「ふしぎなメルモ」のみ読了。お母さんが事故で亡くなって「いやです、帰してください！うちの子がかわいそうです！」と頼んだら「じゃあその子を大人にして生活させればよい」という理屈はよく分からないけれど、青いキャンディーを食べると10歳歳をとり赤いのは10歳若返る。歳をとるだけでなくなりたい大人というのがミソ。アニメのために作った漫画で当初ママァちゃんだったのが既に登録があったためメルモとなった。メルモに特に意味なし。裏番組がサザエさんだったため視聴率は芳しくなかったらしい。一話は短い。トトオという弟がいる。

2025/01/13

[ホームズ]

子供の頃にアニメは見た記憶がありますがちょっと漫画とは内容が違った気がする。といってもほとんど記憶はないんですけど（笑）思ったよりも短い話で驚きました。『ワンサくん』は未完になった理由が不明って・・・。面白くなってきた感じだったのでちょっとビックリしてしまった。

2012/05/02

[ふろんた2.0]

★★★

2019/12/28

[みい]

再読。アニメをレンタルして読みたくなったので読んだ。アニメは教育アニメ（笑）だったので、こっちを見ると何かホッとするな。ラブはないけど。「海のトリトン」＜たのしい幼稚園版＞も収録されてるので、トリトンが読みたくなります。

2012/08/16

[jackal]

有名な作品だけどアニメを観た事も無ければ原作も初めて。単純なストーリーだけどとても面白かった。願わくばもっと続けて欲しかった。表題作の他7作品を収録。「ワンサくん」は最初は面白く無かったのに、徐々に盛り上がってきたところで終わり。巨匠お得意の「未完の大作」の一つなのか？今だに未完の理由が不明ってのも凄いな。小さな作品ながら「カンパチ」は個人的に好きになれた作品でした。これも続けて欲しかった...。

2022/07/06