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内容説明
絶世の美女ゼフィルスは、夫の策略により、財産と最愛の父を失ってしまう。彼女の7人の娘たちは、母とおなじゼフィルスという名を名乗り、母の人生を台無しにした世界中の男と文明社会に復讐を誓う。しかし、末娘のミルダは、酒豪で絶倫の関五本松(せき・ごほんまつ)に惹かれていく……。お色気あり、お笑いありの異色問題作!! <手塚治虫漫画全集収録巻数>手塚治虫漫画全集MT259~260『地球を呑む』第1~2巻収録 <初出掲載>1968年4月号~1969年7月25日号 ビッグコミック連載
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホームズ
11
作者自身もあとがきで書いていますが前半の出だしは良かったのに中盤でなかだるみしてしまった感じですね。後半はなんだか物語もよく分からなくなってしまった気がしてしまった。前半が面白かったのでもっと良い物語に仕上げることができたんじゃないかな~。2012/05/12
KAZUNARI
7
見た目を変えれる人工皮膚が絡んだ??大河ドラマ。。。だったけど、中だるみを防ぐため、手塚さんもあとがきで書かれているような読み切りの形もあったり、と。試行錯誤した後がよく分かる1本。自分的には切ないエピソードの多い読み切りの部分が一番好きだったりもしますけどね。五本松のキャラクターが自分はサッパリしていて好きでした。2018/11/10
1
★★☆☆☆ 結局どういうことだってばよ。テーマがあやふやでよく分からなかった。最初は面白かったのに中盤から中だるみし始めて一気に詰まらなくなった。可愛い女の子いっぱい出てくるのに持て余しててもったいない2014/09/17
かめあい
0
五本松かっこよすぎ。五本松がなぜミルダに惹かれたのかよくわかんなかった。2015/01/25
ハラセジ
0
「ビッグコミックス」で描かれた手塚治虫先生の長編ドラマ作品の第一作目。以後、数々の名作が誕生する同誌。そして本作は先生御自身も語っていますが、中弛みが随所に起こっていて面白くないと感じる事が多かった。で、中弛み解消の為の読み切り短編を挟んだ。その短編は抜群に面白かった。終わり方は唐突な感じで終わる。結局テーマは何だったのかよくわからないままに終わった。長編ドラマ部分は退屈。間に挟まれた短編は面白い。非常に変わった作品でした。2023/01/06