フラワーコミックス 亀の鳴く声

著者名：西炯子【著】

小学館（2015/08発売）

• ISBN：9784091316943

内容説明

趣味でこっそり少女まんがを描いている生真面目な市役所職員の中川信（なかがわまこと）は、ファミレスで出会った女子高校生の高月（こうづき）くれはに成り行きで自分の原稿を見せることになる。中川のまんがに感動したくれはは、強引に彼を東京の出版社に連れていくことに…！？　メガネ＆スーツ系男子と美人女子高生の爆走青春オフロード！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[あかは]

読んでないと思ったら、読んでました。キライじゃないです。こういうドタバタした話。こじらせた人達がいっぱい。

2018/02/23

[匠]

３つの話が併行して描かれているけれども、メイン以外の２つは中途半端感が否めない。いっそメイン１本でじっくり描かれたほうがまとまりがあって良かったのではないかと思った。少女漫画や女性向き漫画を好んで読んだり、漫画は描かないまでもプロットくらいは考えたり僕自身もするので、主人公と多少共通点があっただけに親近感も湧いて面白かった。縁とか運とか、ホントどこに転がってるかわからないわけで、でもただ何もせずに待ってるだけじゃダメだよねってことがこの作品のテーマだったのかなと思う。

2013/04/01

[フキノトウ]

乙女系で、意外と肉体派！？の中川が良かった＾＾中川の、はにかむ少女のようなほほえみ見たかった（笑）ずっと、家族の帰りを一人で待つ父親、心が温かくなりました。

2013/08/02

[あかは]

くれはは可愛い。男の人が少女まんが書いたっていいと思う！

2015/08/14

[NAO]

少女漫画描きのヘタレ公務員ＤＴ。眼鏡とかビジュアル的には好み。くれはちゃんも可愛い。ただの恋愛ものではなくそれを取り巻く人々、おもにバラバラだった高月家の群像劇のような？構成。一冊に詰め込み過ぎた感もあるが逆によく詰め込めたなと感心。もっとJKの尻に敷かれる中川を見たかった。

2014/07/05