ビッグコミックススペシャル<br> 怪奇版画男

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ビッグコミックススペシャル
怪奇版画男

  • 著者名:唐沢なをき【著】
  • 価格 ¥759(本体¥690)
  • 小学館(2015/08発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784091793010

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内容説明

▼第1話/怪奇版画男▼第2話/大人の版画▼第3話/鬼平版画帳▼第4話/天才版画本▼第5話/ハンガコハンガ▼第6話/野菊の版画▼第7話/アストロ版画▼第8話/版画の雀士▼第9話/網走版画イチ▼第10話/雪山版画▼第11話/版画が大将▼第12話/版画と黒▼第13話/チキチキ版画▼第14話/怪奇指紋男▼第15話/ピクニックat版画ングロック▼第16話/フレンチ版画▼第17話/版画 2/1▼第18話/ウメ星版画▼第19話/左カーブ右カーブ版画家とおってストライク▼第20話/怪奇版画少女
●主な登場人物/版画男(神出鬼没にして正体不明。その性格凶暴なるも、木版画による年賀状・暑中見舞い・引っ越し通知等の普及に励む)
●本巻の特徴/本邦初の版画コミック。『ビッグコミックスピリッツ21』誌に連載され、コミック界に衝撃と称賛と同情の嵐を生んだ問題作。4色刷りのカラーページでは、1ページに4枚の版木が必要なので、たった4ページに16枚も彫らなければならないという、採算度外視のローテクぶりだ。単行本化に際しては本編はもちろんのこと、目次、奥付、はてはJASRACナンバー(音楽著作権協会の使用許可番号)にいたるまで、(ほぼ)100%手彫り保証。バーコードリーダーで読めなくなるため、裏表紙のバーコードだけが版画に出来なかったのが、唯一の心残りとか。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんぶん

11
【再読】暇だったので、本棚から引っ張り出した。 全編手彫りの漫画、目次からあとがきまで全て版画。 しかも、ギャグがいちいちシュールである。 吹き出しから袖文まで版画、2色カラーやら総天然色まで、ほんとに苦労したんじゃないかな? これは、一種のレジスタンスだよな、貴重な本だと思う。 価値はあるとは思わないが… 118頁・豪華箱入り1050円+税は漫画では破格である。2015/10/18

二二

1
再読。ページが進むにつれて色数が増えていくのがすごいです。今でも版木って売っているのかな。消しゴムはんこに取って代わられたりしていないのかな。初読の頃はかろうじて文具屋さんに売っていましたが。プリントごっこは生産中止になりました…。2014/05/10

山像(漫画)

1
唐沢なをきのギャグ漫画にとっては余りにもいつも通りのことなんだけど、主人公の版画男の我がちょっと強すぎて一方的に周囲を攻撃して回るのがやや辛かった。全部版画で死ぬほど労力が掛かっているという以上の面白さがあるものでは……正直……ないのかもしれん……。2014/01/02

kujira

1
費用対効果とかを考えてはいけない作品。二番煎じもおそらくありえない作品。この作品が存在していること、それだけが既に価値あることだと思う。いっそのこと海外進出すべきなんではないかこの作品。多分「クレイジー」って言われるだけかもだけど。2010/09/07

もこ

1
ギャグを通り越して素朴に感動してしまった。しかし版画男の鬱陶しさが半端ない笑2010/06/06

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