河出文庫<br> 維新風雲回顧録 最後の志士が語る

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河出文庫
維新風雲回顧録 最後の志士が語る

  • 著者名:田中光顕【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 河出書房新社(2015/08発売)
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  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784309410319

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内容説明

吉田東洋暗殺犯のひとり那須信吾の甥。土佐勤皇党に加盟の後脱藩、長州に依り、中岡慎太郎の陸援隊を引き継ぐ。国事に奔走し、高野山義挙に参加、維新の舞台裏をつぶさに語った一級史料。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ehirano1

65
いろいろと興味深いと思います。日露戦争時に皇太后の夢枕に龍馬が立ったというのはとても興味深かったです、なぜ皇太后の夢枕だったのか、という点において。2024/07/22

ただいま蔵書整理中の18歳女子大生そっくりおじさん・寺

61
この本の感想は長くなりそうだ。地味に不思議な本である。田中光顕、坂本龍馬ファンには有名な人である。日露戦争の際に昭憲皇太后の夢枕に龍馬が立ったと喧伝したと言われる土佐出身の宮内大臣である。享年97の長命で昭和14年まで生きた。この人が昭和3年に講談社から出した幕末の回顧録である。本を開くといきなり司馬遼太郎の文章。田中を「二流の志士」と書く。のっけからテンションが下がる思いである(笑)。昭和43年に大和書房から復刊した際の推薦文だろうが、巻末には田中の孫の後書きが。祖父を二流呼ばわりされた孫の心中や如何。2017/05/14

かわうそ

25
★★★★☆作者の田中光顕は当時20歳とかなり若い。司馬遼太郎曰く田中光顕は二流志士らしい笑、この人は高杉晋作の自らの刀と引き換えで弟子になったが、高杉晋作の大嫌いな言葉は「困った」という言葉だという、他にも吉村寅太郎の話で、店においてあった兜を刀で見事に二つに割ったり、自らが小屋で休憩していた時に敵に小屋を包囲され、銃弾の中でも立ち上がり、敵に立ち向かったなど興味深い話がどんどん出てくる。歴史小説では満足できない人にオススメ2016/08/19

スー

10
帯に「典型的な二流志士」と司馬遼太郎の言葉が書いてあるのを見て興味がわき購入しました。なんと‼️97歳まで生きたというから驚きです。まさに維新の生き字引。二流志士と書いてあるわりには高杉晋作の弟子になり、中岡慎太郎の陸援隊に所属し、西郷隆盛や桂小五郎や伊藤博文や坂本竜馬と面識があり、高杉晋作の指揮する丙寅丸の機関掛になり幕府の艦隊に夜襲しかけ奮戦する大活躍だ。有名な人物達がさらっと登場してくるのに驚きました。2017/02/26

dexter4620

5
実在の人物、土佐藩士・田中光顕が記した維新回顧録。坂本龍馬の死に場所にも赴いた記録や、武市瑞山、天忠組の最期、高杉晋作との交わりなど幕末好きは必ず読むべき。彼が集めた幕末人のコレクションは是非見たい2019/04/18

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